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家庭料理は「民藝」by 土井善晴氏~自然につながる家庭料理の美しさが民藝につながる。

こんにちは。湿気が多いですが、私の住む地域の、明日からの天気予報は「連続晴れ」。そろそろ梅雨が明けるかな? 漬けている梅干しも、連続する晴れの日が見えてくると、そろそろ取り出して干すタイミングです。「梅レッスン」に参加された生徒さんにも伝えなきゃ。この期間、見逃しませんよ!笑

さて、私が敬愛している料理研究家の土井善晴さんの記事を見つけましたので、シェアします。


・日本の食文化を前に進めたNHK番組「きょうの料理」
・もともと日本料理には「主菜」という概念がない。
・一汁三菜の呪縛
・料理の見た見た目重視に拘り過ぎている。
・生活の料理と飲食店の料理は違う。飲食店でプロが作るような料理やハレの日の料理が、毎日の生活の料理の基準になってしまっている。
・家庭料理は「民藝」。
・自然とつながる家庭料理の美しさが民藝に繋がる。
・食事は食べることだけではない。料理をして食べるのが「食事」。
・どんな人でも、食事して食べるという行為がないと、安心して生きていけない。
・料理することは自立。自分でご飯を作れることは、自分を守ること。

東洋経済online 土井善晴「料理に失敗なんて、ない」断言する真意

「民藝」がキーワードになっていますので、webで調べたものをご紹介します。

・民藝とは「民衆的工芸」の略語。名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付けられた。
・当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流だったが、美術品に負けない美しさがあると唱え、「美」は生活の中にあると語られた。
・そして、各地の風土から生まれ、生活に根ざした民藝には、用に則した「健全な美」が宿っていると、新しい「美の見方」や「美の価値観」を提示した。

日本民藝協会HPより

自分の忘備録として書きました。
料理そのものも、自身の体と心を調えるためとか、日本人の精神性や生活文化性というよりは、情報コンテンツ、特に映像コンテンツの材料として、人の食欲を刺激し、アドレナリン放出を主とするようなものになっていました。外食の料理メニューや販促も、「○○映え」「爆○○」ですもんね。それはそれで、なくなることはないと思います。それだけ人の視覚的効果や行動に浸透している。要は、「周りはこうだから」ではなく、「自分は何を選ぶか」と主体的な軸を作りましょう、ということです。少なくとも私の広げたい世界は、良い日々を下支えし、四季の自然や健康と繋がる料理や食事の「美しさ」です。美しさは華美であることではなく、「調和」であり、長続きする「幸せ」です。刺激が強くない分、認知浸透スピードは早くないです。でも「地味」ではなく「滋味」。出汁や発酵食品、旬野菜にもつながるキーワードです。

料理は「民藝」。ここを入り口に、ウェルビーイングとの関連性をもうちょい探究したいと思います。また思い浮かんだらnoteします。
またお立ち寄りくださいね!


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大平恭子|ウェルビーング・フードデザイン<笑食健美> |食農マーケティング|地方創生||講師
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