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ひとりごと。くだらないことです。
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2023年7月の記事一覧

本を読んだり何か書いたりして家にいることが好き。でも外で走り回ることや自然を眺めるのは気持ちがいい こだわる部分はたくさんある。てきとうでいいものもたくさんある 勇んで大丈夫と思えても、しかし不安な夜もある 自分のことが好きだけど、どうしても嫌で蹴りたいくらいの時だってある 明るさと暗さ、さっぱりとこってり この塩梅は自分でもよくわからず、どちらか一方に振れることなく微妙なバランスで私が出来上がってるのだと。 だからよくめんどうだと思われる。

春の始まりと恋の終わりはほぼ同時だった。平気なふりをしていたけれど、確かに落ち込んでいた。今までの恋人が遠くに離れていった理由を不必要に思い出しては結局は自分が悪いのだとさらに落ち込み、そんな私の性質までを受け入れてくれる人はこの世にいるのかと途方に暮れた。 あの時はまだ空気に冬の気配が残っていて、でも太陽のあたたかさはぐんと強くなって、春みたいだった。春みたいな日に公園で宗教の勧誘を受けたけれど、その帰り道では花を拾って、これは、ひとりになった私に対する何かいいことが始ま