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5人家族年越し海外旅行 vol.3 比較検討に難儀したホテル予約

2025 5人家族年越し海外旅行記」。
今回の記事では、目的地であるベトナムフーコック島、そしてトランジットで利用したホーチミンのホテル予約について紹介します。

◆◆2025 5人家族年越し海外旅行記 INDEX
vol.1 旅先の決め方
vol.2 すったもんだの航空券手配


はじめに

まずはじめに、今回の旅程と、最初の記事でも書いた「予算100万円」。その消化状況についてまとめようと思う。

旅程

2024年12月29日(日)出国〜2025年1月4日(土)帰国の6泊7日。
メインの目的地はベトナムのフーコック島。

上記のスケジュールをご覧いただくとおわかりになるかと思うが、日本への帰国が日付変わって1時台の実質機中泊に近い旅程。
空港へ向かうのが2〜3時間前だとして、チェックアウト(12時)後に、深夜便へ向けてどうコンディションを整えるか、そこはかなり重要な問題だなと思っていた。

1泊目:ホーチミン 
2〜4泊目:フーコック島
5泊目:ホーチミン 
6泊目:???

予算消化状況

続いて予算の消化状況。
総予算:100万円に対して、すでに航空券台で約64万円は使った。すると、残金が約36万円
この残額から、少なくとも5ないしは6泊分の宿泊費用を賄う必要がある。

メインの滞在先ということもあってもっとも予算をかけたいのが、フーコック島のステイ先。3泊するので予算としても大きくなることを見越して、まずはフーコック島のホテルのリサーチと予約から取り掛かることにしたのだった。

予約に使用したサイト

コロナ禍より以前、子どもたちが就学前など大人都合で閑散期に海外への旅行がしやすかった時期から、海外のホテル予約には agoda もしくは booking.com を使用することが多かった。

数年前国内旅行でとあるホテルを予約した際も、特定のホテルピンポイントで金額比較をした際、日本のサイトであるじゃらんや楽天トラベルよりagodaが最安値だった。

今回久しぶりの海外旅行でホテルの比較検討をした際、念のため Tripadvisor、航空券予約で使わせてもらったtrip.comと比較したものの、結局最安値はagodaのようだったので、今回もagodaで予約。

最初に予約した日程:

まずはじめに予約したのは、2日目(12/30)から3泊を予定していた、フーコック島のホテル。

ヨーロッパには20年近く旅行をしていないが、東南アジアへ旅行する際にここ数年最優先しているのが、最低「5つ星」であること。そして、朝食がついていること。
私が経験する限り、東南アジアの5つ星は、日本の5つ星とはちょっと水準が異なると思っている。同様、日本のビジネスホテル(一言にビジネスホテルと言っても、日本国内でも有象無象ではあるが・・・)の基準が、東南アジアのそれに置き換えられるとも思えない。

その基準でフーコック島内のホテルリサーチをしていくと、予算残額約36万円を考慮した上で、いくつかのホテルの候補に絞られていった。
なんと言っても、年末年始という世界中の人がバケーションをとるであろうタイミング。リサーチする間にホテルの残室も減っているのだろう、少しずつ金額が上がっていることが気になり、ここは思い切って予約に踏み切ることにした。

では、フーコック島で予約したホテルは?

では実際予約したホテルを紹介する。
今回メインのステイ先として選んだのは、全室ヴィラタイプのニューワールドフーコック

ニューワールドフーコック HPより

2021年にオープンしたばかりで、香港に本社をもつ非上場企業で、ワールドワイドにホテルを展開しているローズウッド ホテルズ&リゾーツが手掛けたラグジュアリーホテル。

5人家族での旅行というのは実は意外と大変でして。
というのが、国内外問わず大概のケースにおいて2部屋予約をする必要がある=費用がいっきに嵩む。
ところが海外によくあるヴィラタイプの部屋だと、収容人数5人が許容されることが多い。その上、都心の狭いマンションに住む我が子どもたち。
この手のヴィラの「一戸建て感」はいっきに非日常感が溢れるので、楽しいようでとっても喜んでくれるのだ。

しかも、プールつき(入るつもりが、結局共用のプールが楽しすぎたみたいで、入らなかったけど)。

海の近くのホテルというのは、塩の影響もあってとにかく劣化や痛みが早い。「新しい」というだけで室内環境の清潔さにはグッと信頼が高まった。かつ、数年経過して運営体勢も落ち着いているであろうと期待した。

更には、

✔︎ホテルの目の前のビーチが美しいとのこと
→フーコック島でもっとも美しいと言われているサオビーチに遜色ないほどに美しいそう
✔︎金額の適正さ(むしろお得に感じた)
→1泊あたりの金額も5人分の朝食付きで52,000円(税込)と、お得に感じた

といったいくつかの決め手が後押しし、予約を決断することができた。

(3泊予約の総費用:約156,000円

次に予約した日程:

メインの宿泊先を予約した後続いて予約をした日程、それは出国日(12/29)22時到着予定、翌朝フーコック島へ移動を控え、宿泊する予定のホテル。
日付変わる直前にベトナムへ入国して、12時間未満には再び国内線フライト。
要は、「眠るためだけ」に泊まるホテルなので、清潔、かつ空港近くに立地していればそれでOK。極めて条件が少ないため、比較的簡単に決断をすることができた。

最後3つほど残った候補のうち、今回予約をしたのは、Ibisサイゴンエアポート

複数候補のうち最後このホテルの予約の決め手となったのが、

✔︎日本人のクチコミで高評価が多かったこと
✔︎空港から最も近くにあるホテルだったこと(徒歩でも5分)
✔︎オープンから数年と日も浅く、清潔であると期待されたこと

上記のポイントから予約を決断することにした。

(1泊・2部屋予約の総費用:約22,000円

最後に予約した日程:

続いて最後の最後まで悩んだのが、
フーコック島からホーチミンへ戻り、日本への深夜便まで実質1.5日をどこでそう過ごすのか、ということ。

フーコック島と異なり、ホーチミンにはホテルの選択肢がものすごく豊富にある。ホテルだけではなく、コンドミニアムもあれば、郊外まで視野を広げればかなりの選択肢があるのだ。

20年以上前学生時代だった私が訪れたホーチミン 。
マスクをした大量のバイクが信号無視で飛び交う排気ガスだらけの都市。当時の印象では、予算に応じていくらでも外食の選択肢があったという記憶があった。
個人的には

「何も、ホテルじゃなくても、洗濯機などがついているコンドミニアムでもいいんじゃなかろうか」

と思っていたのが本音。
主婦的には、旅の洗濯予備軍のお土産は極力ミニマムにして帰国したい。なので、ハワイによくあるような洗濯機付きコンドミニアムは有難い存在だと思っているのだ。

最終的には、いくつかの宿泊先候補と共に、メリットデメリットをまとめて今回のスポンサーである世帯主に相談。

すると、
ホテルがいい
との回答。

最後帰国直前の宿泊先については、9月に予約を開始した段階から結局2ヶ月近く経過した11月中旬頃、やっと予約が完了したのだった。

ではそんな私たちが、最終的に数ある中から選んだホテルはどこか。
それは、ホテル・ニッコー・サイゴン
もう一つ悩んだホテルがあったが、投稿されているクチコミを隈なくチェックした上で、

✔︎ニッコーブランドのジャパニーズクオリティへの期待
✔︎チェックアウト後もサウナや大浴場が使えるとのこと
✔︎中心地から離れた立地だからこそのゆったりした部屋

ということに期待を寄せ、予約をすることにした。

少しだけネタバレすると、もっともイメージと現実とのギャップが激しかったのがこのホテルだった。苦笑

ただし同時に、最後の最後まで頭をもたげたのが、帰国のフライトまでの半日をどう過ごすのかということについて。
四十路を越え、しかも子連れの肉体には、できれば出国直前は部屋でゆっくり休みたい、というのが本音。

そこで、まずは1泊目だけを素泊まりで予約し、ホテルへ事情を説明し、「レイトチェックアウトができないか」との質問を投げかけることにしたのだ。

このホテル、ニッコーサイゴン が何より優れていたなと感じたのが、メールのレスがとても早かったこと。
帰国してうっかり、そのメールを消去してしまったようで回答の内容はうろ覚えではあるが、

「当日の空き状況によって、20時までは宿泊金額の半額で延長できます。ただし確約はできない」

とのこと。
1:55発というハードなフライトへ向けて、機内で睡眠に全集中できるよう、できれば直前、23時近くまで部屋を使いたかった私。
スポンサー:夫と相談して、ホテルにも報告の上、宿泊はしないが2泊の予約をすることにしたのだった。

(2泊・2部屋予約の総費用:約99,000円

さいごに

こうして入念にリサーチ、計画しながら万全を期して予約をしたつもりだったベトナム旅行。
しかし、実際現地へ到着し、宿泊をしてみると、想像していたのと現実との乖離があったということは伝えておきたい。

追々現地滞在記として、それぞれのホテルで感じたこと、クチコミとのあらゆる意味でのギャップなども私目線で記録したい。
今後の旅行記も、お読みいただけたら幸いです。


私:mizutamaについて。
執筆家、香り屋、messenger from KUU。
生きながらその生き様で伝えていきます。
世界中でみつけた、有形無形の美しきものを届ける人。
マガジン「5人家族ヴィンテージマンションリノベ 記
2023年秋、ひょんなことから賃貸していたヴィンテージマンションの購入、あわせてリノベーションをすることが決まりました。
家族構成は夫、私、高校生、中学生、小学生、合計5人家族。
同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。
100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。

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