日本のへそからぶらりたび 西ノ島町散策 春の由良比女神社編
イカが浜辺にたくさん押し寄せる伝説があるらしい。
神社の解説や現地の方から聞いたりするのだが、ホンマにそんなことあるんやろうか不思議に思った。
それよりもイカという単語を聞くとイカが食べたくなってお腹が空いてしまう。僕はイカが大好物だ。
兵庫県の山に囲まれた地域で生まれた僕にとって、島でイカを食べることはものすごく値打ちのあることだと勝手に思っている。
島で海の幸を堪能できるということだから。
イカが食べたいの話はさておき、今年の4月10日、11日に大人の島留学の島前3島を1グループ 4,5人でプランを立てて回るという研修があった。
そこで1日目は西ノ島と知夫村を巡った。
今回は西ノ島町にある隠岐国一宮・由良比女神社の春の景色を紹介したいと思う。
由良比女神社の由緒
由良比女神社は由良比女命(ゆらひめのみこと)が祀られている。
漁業の神様として信仰されている。
由良比女命が芋桶に乗って海を渡っているとき、海に浸した手をイカが引っ張ったので、そのお詫びの印に毎年由良の浜にイカの群れが押し寄せるようになったという「いか寄せの浜」の伝説がある。
由良比女神社の本殿は1982年に西ノ島町指定文化財に指定されている。
春の由良比女神社の見どころ
由良比女神社は神社の鳥居、拝殿に咲く桜は見るだけで清々しい気持ちに。
西ノ島に詳しい方に偶然案内していただき、普段の観光だと絶対に気づかないであろうところを教えてもらえた。
拝殿や石灯籠にイカが描かれているのが印象的。
めちゃくちゃイカ推しやないかい笑
由良比女神社の隣の由良の浜にあるイカをとっている人の看板は愛嬌があって、クスッと我える仕掛けだと思う。
建築的なところでは本殿の造りが奈良の春日大社に使われている春日造に近いそう。
由良比女神社を訪れてみて
由良比女神社を初めて訪れたのは2023年2月のこと。その時から桜が咲き誇る神社を見たい、いや必ず見るんやと隠岐に戻るんや。そう思いながら大阪に戻ったのを思い出した。
地元の方にも神社の本殿についても案内してもらえて、神社建築について勉強したら神社散策がより楽しくなるなと思った。
隠岐島前地域は図書館が充実しているので、西ノ島をより深く知りたい気持ちが湧き出てきた。
本殿にある神輿を見せてもらったり、太鼓の音を聞くとする播州人の血が騒いだ。
由良比女神社の位置情報
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