起業しない方がいい人の特徴
「起業したいけど、何ですればいいかわからない」という人がいます。
これをいう人は起業しない方がいいと思います。
なぜなら、
起業することが目的になってしまっているから。
起業というものは、自分がやりたいことや目指したいものについてやるため手段であって、夢とかを叶える手段でしかありません。
起業する=かっこいい、モテるとか思うかもしれませんが、何も考えずに起業すると「かっこいい、モテる」では割に合わない「代償」がついてきます。
それをまず理解した方がいいと思います。
ただ、それでもなんとなくやってみて成功した人がいるのも事実ではありますが、偶々かやり始めて軌道修正をして正しい方向に行ったというだけです。
基本的には、起業が目的となっている場合は成功しません。
ではどうすればいいのか?
自分がビジネスをすることによってそのビジネスに関わる人にどんな影響を与えることができるかを考えることです。
例えば、フードロス問題。
現在のフードロス数は年間522万トンと言われています。
このうち、お店をやってて捨てることになる量は約275万トンとも言われています。
では、このフードロスを解消するためにはどうすればいいのでしょうか?
これがビジネスに繋がります。
廃棄になる前の商品を安く買って、お金に困っている層に安く販売してもいいでしょうし、再度製品化して売り出すのも手としてありでしょう。
こうすることによって、自分も得をしますし、生産者も0円だったモノに価値がつくという点で利益になります。
つまり、win-winになります。
これがビジネスです。
実はこのビジネスについては自分のお店で小規模ながら実践している手法です。
正規の値段では売れないキズあり野菜などを仕入れて食べれるように加工してお弁当を作っています。
そうすることにより、八百屋もわずがではありますが利益になりますし、当店は安く仕入れることによる低コスト販売で安くお客様にお弁当を売れます。
そして何よりフードロスに繋がります。
これがビジネスをするということです。
大きい小さいに関わらず、商売をしていればビジネスです。
これから起業を考えている方はこの視点を考えるようにしてできそうならした方がいいと思います。
ただの思いつきで成功できるほど甘い世界ではないということだけは覚えておいた方がいいです。