表向きの自分と現実の心の闇。理想をいい意味で捨てて、生きやすい自分に。

誰にでも、
表向きの自分と、そうでない自分とがある。

表向きの自分は、いつも理想の自分でいたい。

( かっこつけたり、かっこよくありたい。
 せこくて、小さくなんかなくて、
 ちゃんとしたしっかりとした大人で、
 周りにプラスの影響を与えられたり、
 尊敬されるような自分でありたい。)


思い描く理想は人により違うけど、
理想の自分で、生きていきたい。

でも、本当の自分の中には、
いろいろな、マイナスの感情もある。
よくないところもある。

欲望もある。
成功したいかもしれない。
そのためにいろいろとあるかもしれない。

欲しいものを手に入れたい。
人のことへの配慮が足りていないかもしれない。


人生における成功とは何だろう?


表向きは、
毎日楽しく、明るくすごせれば、それでいい。
と思う。

本当は、すべてを手に入れたい。
欲しいものを欲して
同時に、全てのこと失う事を恐れてる。

全てが怖い。
だから、恐れから逃げ出したい。
心の闇がある。

仕事やプライベートがうまくいかないときは、
失敗するのが怖い。うまくいかないことがつらい。
不甲斐ない自分に落胆する。期待を裏切りたくない。
上司の評価も成績も、悪くなってどうなってしまうだろうと、どこまでも落ちていくのだろうかって。
人との対立や揉め事もどう解決できるのか怖い。
人間関係や、どう思われるのか怖い。
うまくいかないときは、仕事も怖くて嫌になる。

仕事がうまくいって、成果があがったとき、
それはそれで、いろいろ大変だ。

もちろん自分なりには頑張ってやって、
学ぶことはあったけど、、、

会社いつも「次はもっと」を求められる。

「今よりもっと大きな役割と責任での成果」
をもとめてくる。


今も余裕もなくぎりぎりでやってるのに。
次のステップとか、なんなの。

次はこういう目標で、とか、上司の面談で言われると、、、もういろいろがんばってるから、
現状維持ではダメですか?、とは、言いにくい。

どこまで頑張り続ければいいんだよ。
もうお腹いっぱいこれ以上は無理です、と言いたい。

責任が重くなったりするのも、
さらに言えば嫉妬されないかとか、
別にそんなに上昇志向もないし。
そんなにうまくできてもいない。


一時的に、期待されても、
期待にこたえられるだろうかって
怖くなる。

扱いが悪ければ悪いで嫌なのに、
勝手だとは思う。でもそれが本心。

失敗したら、手のひら返しなんだろうし、
目立たず、ちょっと足りない人と
思われるぐらいがいいのだろうか?、とさえ思う。

のらりくらり、のれんに腕押し。
その方が生きやすいのかもしれない。


有名人の人は、
一つの事件や事象が記事になったりするだけで、
評価が一変するのが、本当に怖いと思う。



一般人は、世間全体の評価が一変することは
ないから、まだやり直せるけど、
狭い範囲では、人の態度が急に変わったり、
離れて行ったり、手のひら返しはありえる。


何がいいたかったのか、
わからなくなってきた。

話を戻すと、
心の奥に負の感情が起きるのは、
表向きの自分では、理想な自分でいたいけど、
そうはならないからだと思う。

理想に思い描く自分、かっこいい自分の
考え方に問題があるのではないか。
(才能があり優秀な人を除く)

ある程度理想は必要だけど、思い切って、
不要なプライドは捨ててしまおう。

その方が生きやすい。

生きるためには、お金は必要だけど、
成功することは、必ずしも必要はない。

仕事をしないとお金をもらえないけど、
仕事をする上で理想な自分でなくていいし、
うまくできないことに、落胆する必要もない。


地味に生きていきたい。

理想な自分をすてて、生きやすい自分にとは
単に。自分勝手に生きていけばいい、とは少し違う。



負の感情について。

たとえば、
はっきり言ってどうしても合わない人はいる。

それが上司だったら、毎日苦痛でしかない。
仕事も嫌になる。

部署移動を希望するか、
上司が変わるのを待つか
転職するか。

とにかく、我慢していい子になって
合わない上司となんとかうまくやろうと
する必要はどこにもない。

不毛な努力。

それが正しいわけでもない。
逃げてもいい。


(もちろんドラマや映画のようにうまくいく
展開の可能性はあるが、現実は映画ではない)

転職することは、何も自分勝手ではない。
正当な権利。職業選択の自由。
(きちんと仕事は引き継いで辞めれば)

あと他の例だと、心の闇というか、
若い頃は、同僚や後輩に嫉妬することもあった。

自分より年下だったりしたら、評価が高いと
やはり分かっていても、、、気分は良くはい。

同期で自分と同じぐらいと思ってたのに、
役職に先についたりした時とか。
自分がダメみたいで。

タワマンを買ったとか、本当にしょうもないことも。

別にそれで意地悪したりはしないけど、
あー、こういう感情がやっぱ、あるよなって。

理想は、嫉妬なんてしない自分と思ってても
現実は、、、。

考えが浮かんでしまうから、
やめようと思ってできることではない。


そこは、もともとの理想やスタンスを
変えるしかない。

先輩としてとか、同期としてとか、
自分のが常に優位と思ってる前提がおかしい。

運もあるだろうし、能力かもしれないし、
そんなのはどっちでもいい。

意味のない理想や前提を持たない、捨てる。

今は考え方は変わった。
まわりの人が出世するとか、誰がどうなるか、
もうあまり関心ごとではなくなった。
とても気が楽に。


転職して、新入社員からの同期とかも
いなくなったのも大きい。
しがらみがないほうがきっとやりやすい。


責任あるリーダーには、有能な人に
なって欲しいし、別に年下でも同期でも
そこは関係ない。

有能なリーダーの下で
地味に頑張れる仕事が1番いい。

年齢、経歴、どこの部署とか
何も関係ない。

求められる役割に対する十分な能力があれば、
そのリーダーをサポートしたい。

有能な人のリーダーのチームは、合理的だ。
仕事の負担が総合して減るし、
そうすれば早く家に帰れる。

つまり、
給料同じなら、早く家に帰りたい。
それだけだ!

他人の評価や昇進は自分が考えることではない。

自分の仕事がスムーズにいくために、
有能なリーダーが必要。それだけ。
適材適所。

チームが機能し、トラブルが少なくなり、
面倒ごとを、そつなく拾って、こなしてくれる
リーダーになら、ついていきたい。
そこで仕事したい。

何でも押し付けてくるリーダーが最低。
能力不足でも人柄が良ければ、まだいいけど。

妥当性と公平性のある仕事の割り振り
そして、チームが大変な時は、
進んで関係者やお客さんと調整して、
負担を軽くする方向にしてくれる人。

部門の長であれ、プロジェクトのリーダーであれ、
そんな人にリーダーをやってほしい。

仕事において、
変なカッコつけたような考え方を捨てる。

仕事が円滑に進めて、早く家に帰れて、
給料もちゃんともらえれば、それだけでいい。

かつ、
チームみんなの評価があがるなら、
最高だ。

理想よりも、実利にかなった考え方で、
フラットに、あまり一喜一憂せずに。
流れに身を任せる。

もちろん、若い頃のような気持ちに戻って
何も持っていなくても、RPGゲームの
冒険者のように、自分のやりたい事を
希望と夢を持って、
がむしゃらに、
仕事に打ち込んで、
仲間とともにがんはれば、
大変でもあれ、
楽しい人生かもしれない、
とは思う。

でも今は、大海原に出るような
冒険者には、なかなか、もうその気力がなくて。

その分、肩の力が抜けて、
流れに身を任せながら、自分の生きやすいように
地道に生きていけたら、
その中で楽しみを見つけていけたら、
いいなあと思う。










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