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一言で伝えるのが大切
日々の生活で、
◯あいさつをする
◯褒める
◯指示(お願い)する
◯叱る
◯呼ぶ
◯遊ぶ
など、子供たちに声をかけることは多いと思います。
そのときに、どのようなことに気を付けていますか?
気を付けていないと、私もそうですが、結構長い話になってしまい、途中から理解できていないことが多くなってしまいます。
例えば、出かける前に
「リュックに水筒を入れて、トイレに行って玄関で待っててね。」
といった言葉をかけることが多いと思いますが、
これだと、支援が必要な子供たちにとって情報過多になってしまい、もしかしたら全ての指示を理解して動けないかもしれません。
私が子供たちに言葉をかけるときに、意識していることは、
一つの行動=一言
です。
先程の例では、
3つの指示を、一文で伝えていましたが、
「まず、リュックに水筒を入れてね。」
やり終えたら
「次に、トイレに行っといてね。」
やり終えたら
「最後に玄関のところで待っててね。」
このような
『一言』で話すことを意識してください。
一回一回指示を出すのは大変かもしれませんが、
一気に指示を出して、再度やり直しをさせたり、叱ったりした方が、子供たちの気持ちも下がってしまいますし、余計に時間がかかってしまいます。
しかも、細かな指示の方が、
今回の例の場合でも、
3回も褒めるチャンスが生まれます。
細かい指示は、少し面倒だなと思いますが、
そちらの方が子供たちも、イメージができますし、もし忘れてしまっても、理解はできているので、すぐに思い出すことができます。
ただ、これまで自分の言っていた言葉を直したり、意識したりすることはとても難しいです。
私も、指示を出すときは、流れを意識するあまり、一つの指示で、やるべき内容を3つほど入れて話してしまうときがあります。
意識するのは慣れるまで難しいですが、
『指示は一言だけ』
『一言の内容が終わったら次の一言』
このことをぜひ、話をする前に意識してみてください。
子供たちにとって、
『分かりやすい』『やりやすい』『達成感しやすい』
です。
指示を出すときだけではありません。
◯褒めるとき
→ダラダラ褒めるより、一言褒める方が、余韻に浸れます。その余韻の中で、今後の自分について考えるので、さらなる成長につながります。
◯叱るとき
→一言だけだと、簡潔で内容がよく理解できます。説教のような時間がかかるものはあまり効果がありません。
◯説明するとき
→説明するときも、解説みたいなものではなく、
①〇〇
②〇〇
③〇〇
と一言ずつにして、視覚的なもので示すとよいかと思います。
といったように、指示以外でもぜひ、
『一言』を意識してみてください。