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行事の準備や練習は負荷がかかります

運動会や学習発表会、宿泊活動などの準備や練習が進んでいる学校も多いかと思います。

順調に進んでいたら良いですね。


しかし、多くの保護者の方や放課後デイの先生方からお話を聞くのが、大きな行事の練習や準備が始まると、学校外の所でいつもと違う言動をしたり、調子が悪くなったりすることが増えるそうです。

その他にも
●疲れやすくて、イライラする。
●感情の起伏が激しくなる。
●大きな声を出すようになる。
●よく泣く。
●矛盾したことを言うことが増える。
なども、実際にありました。


確かにそうなるのは、当然かもしれません。

例えば運動会の練習一つとっても、
待つ時間が長かったり、全体に合わせなければならなかったりすることがどうしても増えます。一生懸命やっているのに、立ち位置からずれてしまうと注意されて、成功するまで何度も繰り返し練習する。そして、徒競走や玉入れなどの団体競技も、色々なことを覚えなけれならない。しかも、暑い外で行う。
など、本人にとって辛いと感じてしまうことが多くあると考えられます。


もちろん、本番でうまくいって、成功体験になれば大きな成長につながるので、その練習や準備過程はとても大切です。

ただ、負荷をかけている分、その歪みはご家庭や放課後デイなどで表れてしまうことが多くなることも納得できます。


最近調子が悪いな、イライラしているななど感じられたら、もしかしたら、一生懸命学校で頑張っていることが原因かもしれません。

一言、
「運動会の練習大変だった?」
「よく頑張ってるね」
と、労いの言葉をかけてあげて、
その上で、できたら
「家ではゆっくりしていいからね」
と、この時期だけは、ご家庭を安心できる休める場所にしてあげても良いかもしれません。

大人側も原因が分かれば、少し落ち着いて対応できると思いますので、可能性の一つとして意識してみてください。

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