くらし
思い描く
小さい好きなものを窓辺にならべる
季節を目の縁に感じる
風が通る
木と葉
土に水を
大きく息を吸い
布団を干す
光と空気の流れのことを
かんがえる
朝7時となりの工事の音
まちこがれた季節
窓を開けて
のんびりコーヒーをのみたいけれど
そっと閉めて仕事へむかう
来年山はかくれる
はなれてくらすのはつらいなと
ベランダへの愛を再認識
引っ越し
めんどうだなあ
工事中止にならないかなあ
ならないか
日々の景色は重要
変化は自然
まちはゆれる
それにしても
すずしい
冷たい頬にふれる
うれしいうれしい
ずっと外にいたい