エッ、生きて帰れるの?
今日は、検体を検査に出してから2週間目の、その恐ろしい結果を聞く日でした。
分からないことだらけで、毎日、緊張して生活していました。
しかし、万が一結果が悪くても覚悟を決め、社会復帰の為に努力をしようと心に誓いました。
手術を受ける前、主治医の仰るには、「大きな嚢胞が有り、普通、綺麗な円形なのだが、際がギザギザしており、癌の可能性がある。
他には境界がはっきりしてないし、患部が結構ジクジクしていたので悪いものが有ると予測される」
以上が、手術前に説明された全てです。
全身麻酔や日程等、決定の余りの速さから、もしかすると、かなり状態が悪く、一刻を争う事態になっているのかも知れないと勝手に思い込み、とても苦しかった。
検索すると嚢胞とは、歯医者さんでレントゲンを撮った時等、偶然に発見される殆ど無害なものらしい。
私の場合、大きな力で骨が破壊された後や、際のギザギザ、境界がない、患部がジクジクしているので先生がとても心配して下さったのだ。
それから10日が過ぎ、結果を聞く為、診察室に呼ばれました。
先ず残りの2本の抜糸をしますね!
その後、優しい声でさり気なく、「嚢胞の中に膿が少し有っただけなので、今日で全て終わりです」
と私の締め付けられる想いとは裏腹に、何も無かった様に話されました。
私は次の入院まで考えていたので、素直にそれに対して反応出来ませんでした。
恐る恐るお願いをしました。
「私は心配性なので確認したいのですが、宜しいでしょうか?
嚢胞の中に膿が有っただけで、他は異常無しで、今日で全て終わりなのですね?」と念押しをした。
「間違いないです。今日で終りです!」
バンザイ、バンザイ、ばんざい!
涙が出てきた。
支えて下さった皆様、本当にお世話様でした。これで迷いなく、これからも頑張れます。
この素早い対応をしてくれた病院の先生、看護師さんと応援してくれた合唱の仲間達に深く感謝します。
ありがとうございました。