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令和6年度夏季休暇のふりかえり


苦学生代表としての休暇

前回の記事で「Googleカレンダーの予定を埋めるのは家庭教師と治験の予定ばかりである」と豪語していたが、大体そんな感じの休暇だった

家庭教師に行った日が26日間で、2泊3日を2回(2週)で行う治験(生物学的同等性試験)に参加したので、約2ヶ月間の休暇のうちの半分は収入を得るための行動を取った日であったと言える。

その他にも花火大会の誘導、ならびにその研修に出かけたりと、禁欲的プロテスタント並に働いていたように思う。

暇な時間に何をしていたか

夏季休暇前に『暇と退屈の倫理学』を読み終わっていたんだけど、いったん『成瀬は天下を取りに行く』を挟んで古典にチャレンジしていた。休暇明けは試験勉強やレポート等で忙しくなるため、今まで手の届かなかったような本を読みさえすれば、たとえ国内テーマパークや海外に観光に行けなくとも、帰省して地元の友人たちと遊び回れなくとも一矢報いることができると考えたからだ。

競うつもりは全くないと前置きした上で申し上げれば、前回の記事で書いたとおり、私がなけなしの金を使ってネズミ王国やアジア観光に行ったとて、新学期を資金難で迎えることになり、メリットよりもデメリットの方が大きかっただろう。資金力の差は埋められないから、お金をなるべく使わない方向で、あるいは収入を得る方向で、悔いのない、今後の資本となりえる休暇を過ごしたかった。

『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(通称:プロ倫)』

夏季休暇中にチャレンジした古典は『プロ倫』と称されるマックス・ヴェーバーのこちらの書籍である。結論から申し上げると、人生のなるべく早い段階で読んでおくべき良書だった。読む前後で資本主義についての認識が改められるとともに、働くことについての意識の土壌にメタ認知的萌芽がもたらされると思う。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験に3週間ほど(50時間くらい)勉強して試験に挑戦したが、不合格となった。

科目Aと科目Bをそれぞれ合格(600/1000以上得点)することによって基本情報技術者を名乗れるようになるんだけど、科目Aが590、科目Bが490であった。不合格となった原因を分析して対策を考え、すでに再受験の勉強を始めている。次で合格できなければ、しばらくは受験しないと決めている。

【定期】やらないことを(なんとなく)決めた

人は自分がいつ生涯を終えるのかわからないが、いつか必ずその生涯を終える。
生まれ育つ環境によって資金には差がある一方で、一生に費やすことのできる時間や労力は限られているから、その時その時に応じて、力点を置く分野を選ぶ必要がある。要は『選択と集中』で、雨垂れが石を穿つには、垂れる位置を絞らなければならないことに留意する必要がある。

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