人間の四大欲求 part1

僕は、本能的欲求として、「承認欲求」があるのではないかと思っている。
それは、生きるため、繁栄の為に備わっている「食欲」「性欲」「睡眠欲」と同じ土俵に並べられる位置付けである。

食欲、睡眠欲に関しては、
満たすのに十分な食料、そして寝床があれば解決できるとすると、人が作り出した「お金」という概念を必要最低限手に入れる必要がある。
即ち、仕事をした対価で手に入れることができる。
性欲に関しては、異性でも同性でも、自分が魅力だと思う相手と良好な関係を結ぶことで満たすことができる。時に、お金で解決できることもある。

では、承認欲はどうして必要なのか。

これは、必要というよりもむしろ、自分の生きがいや好奇心は、常にこの承認欲に向いているという経験というか、人体にプログラミングされた構造のように思うのだ。

食も寝床も、性欲を満たすツールも備えられた空間、世界に、もし自分一人だったら。
そんな世界を想像してみると、どうやら生きるのはとても辛く感るのではないだろうか。