ぼっちからの脱却!アレレ!?【夕暮れテニス日記#5】
2023年8月。
ふくらはぎの肉離れでスクールをほぼ2ヶ月休んだ。
初心者クラスに戻ると、
生徒は僕ひとりになっていた。
みんな隣の初級クラスで楽しそうにダブルスをやっている。
コーチも堅物の中年男性から
やんちゃな若者に変わっていた。
檻のような細長いテニスコートで
ひとりぼっち。
そこから早く抜け出して
隣の初級クラスに行きたいものだと思った。
やんちゃコーチも
僕ひとりに教えるのはつまらなそうだった。
隣のコートで教えている年上のコーチに
からかうような声をしょっちゅうかけてるし。
「イジィさん、次のクールから初級に行ってみますか。
イジィさんなら大丈夫っスよ」
「けがで休んでいたから打ち方もよくわかってないけど」
「大丈夫っス、大丈夫っス。ダブルスとか
やったほうが楽しいっしょ」
コーチの勧めで初級クラスに上がった
僕はすぐに後悔することになる。
先日、僕の投稿にコメントをくれた
ベテランのテニスコーチの方が教えてくれた。
「ひとりぼっち"
コーチを独占できて最高隣の芝生は青く見えていますが
隣に移ったら
おそらく、ラリーが続かない
コーチとのラリー時間は、3~5分
自己嫌悪に陥いる人もいます」
そうだった。本当にそうだったなあ。
そのアドバイス、今ならわかる。
ラリー、ぜんぜん続かない。
自分より年上のご老人にバシッと決められる。くっそー。
コーチの個人的なアドバイスは1回くらいだし。
自己嫌悪には陥らなかったが、
ひがみ根性がむくむくと出てきた。
マダムたちとおしゃべりしてる暇があったら
もっと教えてくれ!なんて思ったりして。
できないのは自分のせいなのにね。
1年前の僕はそんな感じだった。