コスプレメイクはアート。コスプレイヤーの本気を見た
最近仕事でコスプレイヤーさんと接する機会がありました。すっごい間近でお顔見せてもらったけど、いったいどうやったらあんなにきれいな肌を作れるんだ?と驚愕の仕上がり。世界観つくるの天才的にうまくてもはや芸術品だなこれは、と感動したもんです。
あのメイクはどうやって出来上がるのか興味がわいたので、YouTubeで「コスプレメイク」を検索。プロのコスプレイヤーさんたちのメイクの様子をじっくり観察してみました。メイクって芸術なんですね。それこそファンデもアイシャドウもリップも無数の色味があって、ノリとか伸びとかもいろいろで、メーカーもたくさんあって、道具によっても仕上がりが変わる。アートだなと思いました。
それと、キャラになりきるにはそのキャラの顔がどういう特徴を持っているのかをまず観察しないといけない。「つり目」と一口に言っても、それがどんなつり目なのかってのをきちんと言語化できないと再現はたぶん難しい。目じりのこの辺りまで、こういう角度でアイラインを引く、とか細かく説明できているコスプレイヤーさんは本当にすごくて、見入ってしまいました。
ちなみに今回見て感動的にうまいと思ったのがこの方。
原神知らないのでよくはわからないのですが、とにかく解説に説得力があって、なんだかアートの講義を受けているかのようでした。まじですごい。絵画技法聞いてるみたい。
コスプレイヤーさんてのは、考えてみるとそのキャラになりきるのにものすごくいろんな工程がありますよね。体型つくる、衣装やウィッグ用意する、メイク技術あげて再現する力をつける、そもそもキャラ観察をする。あ、撮影のときのポーズ研究するとかもあるか。自撮りのカメラ技術も。
いやはや恐れ入りました。
奥が深いです。
毎年騒がれる東京のハロウィン問題ありますけど、渋谷新宿と池袋のコスプレには明確な違いがあるんだそうですね。渋谷新宿はなんなら「一般人の仮装(酒飲みたい衆が集まる)」、池袋は「お金払ってまで本気でコスプレやりたいマジの人のためのイベント」だと聞いたことがあります。渋谷新宿を批判するわけではないのですが、池袋のはアートフェスなんだな。そりゃいい方向に話題になるわけだ。
知らない界隈のいいところを見せてもらえてよかった。
なんでも「プロ」はすごいですね。