2024年2月11日(日)働きながら詩を書いて生きてゆくことを、話したい
昨日はお昼に家を出て、町田駅で温かいかき揚げそばを食べた。なんておいしいんだろうと思って食べた。自分が生き物でよかった。
小田急線に乗った。豪徳寺で降りて、まだ約束の時間にはだいぶあったので、駅にくっついたサンマルクカフェで、コーヒーを飲みながら、伊藤比呂美さんの『森林通信』(春陽堂)を読んでいた。文章がコーヒーのようにおいしい。伊藤さんと一緒に森林太郎の森林をしばらく歩いて、それから時間がきたので本を半ばで閉じて、七月堂に向かった。
七月堂に着いたら、まだ30分前なのに、すでに佐々木蒼馬さんが来ていた。詩集の棚を見つめて、それから打ち合わせをした。
3/25には何が話せるだろう。遠くを見つめる思いでともに考えた。もちろん佐々木さんの詩集『きみと猫と、クラムチャウダー』(七月堂)の話をしたい。それから、毎日働きながら詩を書いて生きてゆくことを、話したい。
人のおこない、について、話したい。
それから豪徳寺駅近くの飲み屋で、佐々木さんと、佐々木さんのともだちと、3人で愉快に食事をして帰ってきた。
夜も遅くなったので、詩の最終行のような小田急線車両に飛び乗った。
生きていれば、いろんなことはあるけど、やっぱり、自分が生き物でよかった。