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年老いた両親にプレゼントした旅の話し。〜両親のリクエストその2〜

2日目、チェックアウトしてすぐに、母のリクエスト“自分のご先祖様のお墓参りに行く”ミッションスタート。

これが困難極まりなかった…

困難を極めた理由
その① 母は若い頃行ったきり行っていない。
その② 去年行った母の妹叔母の情報がデタラメ。笑
その③ 想像以上に広い墓地。小高い山一面お墓。
その④ 場所を案内してくれるはずの住職不在。

最近行きましたという、一回も会ったことのない遠い親戚に電話でリモートしてもらいながら探してみた。
でも、全然辿りつかない。
日本昔話に出てきそうな、狐につままれて、墓地をぐるぐる状態。

高齢の母は、足場の悪い登り下りに疲れてしまって
「もう、いいよ。帰ろ。」
と言い出した。
私はここまできたからには、絶対にミッションクリアしたい‼️母の願いを必ず叶える‼️という思いで、ひたすら歩き回る事、1時間半。
そんな思いがご先祖様に通じたのか
「おーい。あったぞぉ」
父が偶然見つけた。
墓地に滞在2時間…ご先祖様もお喜びでしょう…汗

お昼は母の親戚の家へ。
母の大好きな叔母がいる。もう高齢で足も悪く介助がないと動けない。私達に会えた事をとても喜んでくれた。みんなで大きなテーブルに並べられたお寿司や煮物など食べながら談笑。
心から母は嬉しそうで、楽しそうだった。

この日、用意したホテルは
“松島 一の坊”

部屋から松島海岸が一望できた。
ハイクラスのホテルだけあって、食事はビュッフェスタイルだけど、各コーナーにコックさんがいてその場で調理してくれる。お酒もジュースもすべてフリー。(オールインクルーシブ)
「こんなすごいとこ、一緒じゃないとどうしていいかわからない」
と、みんな私の後をついてきた。笑
食後は、暖炉の火で暖まりながら、ピアノの生演奏を聞きつつ、コーヒーをゆっくり味わった。
昼間の騒動の疲れを温泉でゆっくり癒して…
後一日。何事もなく予定通り旅を終えますように。

私自身にお疲れ様。

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