体型コンプレックスの謎が解けた
男性からのどんなイジリも軽やかにかわせるのに、デブいじりだけ、ぶっ刺さる。
なぜだろう…❓
55歳でやっと気付いた。(遅)
体型うんぬんではなくて、
女性としての自分に、自信がこれっぽっちも無いのだ。
なので、男性から(女性としての魅力が絡んでいるであろう)容姿のイジリをされるとメガトン級パンチになっていた。
いつも通っているジム。
ガチのジムで圧倒的に男性ガチ勢が多い。いつも比較的空いていて、私はのびのびトレーニングしていた。
ある日、見かけない女性メンバーが来た。(年齢は同じくらい)2年ぶりの来場らしい。その方はピッタリTシャツを着て女性性全開だった。
その時、自分の中になんとも言えない嫌悪感が生まれた。
嫉妬?いや、違う。
“どうせ私なんか…”と言う逃げだす感覚。
冷静にその方と私と比べみると、身長は私の方が高くて、ウエイトはあるけど、筋肉は週4で鍛えてる私の方が圧倒的にバランスは良い。
なのに、
“負ける試合には挑まず逃げる”
そんな感覚…なぜ❓
私の根底にあった
“女性性が誰よりも劣っている”と言う思い込み。だから女性性全開の人には敵わない。
振り返ってみると、女性の少ない環境をあえて選んできていた。だから、女性が多いセミナーに参加してる時は、なんか居心地悪くて。
男性にちやほやして欲しいからその場を選んできたのではなく、その環境なら、(女性が少ないので)こんな私でも女性として認めてもらえると言う、ちっぽけな安心感を得るためにいた気がする。
子供の頃、姉妹でいつも比べられていた。姉の私はおてんばで、いつも外で遊びまくっていて、妹はどちらかと言うとおとなしくてインドア派。
そんな私でも、女の子の可愛い服を着たいと思っていたけど、
「あんたは色黒で、猿みたいだからピンク似合わない」
と、母親に言われた事が鮮明に残っている。
いつも、妹は可愛い服、私は男の子みたいな服。
いつしか、女の子をあきらめた気がする。
でも、いつも絵を描く時は、華やかなドレスを着たお姫様の絵を描いていた。憧れてた。
高校生の時、バイトで貯めたお金で買ってきたサーモンピンクのジャケット。
「なんでこんなの買ってきたの!あんたには全然似合わないから返品してきなさい!」と母親にボロクソ否定されて、恥ずかしいけど返品しに行ったっけ…
母親は全く悪気はなかったと思う。
でも、私の女性としての欠落感は間違いなくここで培われたと思う。
大人になって、男性とお付き合いしたり、結婚したりすると、そんな私でも絶対的に女性でいられる。女性と言う立ち位置にいる事が許される。
(そんな中、旦那が別の女性を選んだ事は、私を病気にするくらい、私にとっては大ダメージになるわな)
そっか…
私が私の女性性を許していなかったんだ。
“私なんて女性としての魅力ない”
“私なんて、こんな女性らしい人の足元にも及ばない”
もう否定するのはやめよう。
私の女性らしさを認めてあげよう。
いつものジムの見知らぬ女性のおかげで“気づき”が生まれた。
そしたら、男性から容姿イジリをされなくなった。されてもトリガーにはならなくなった。
今まで、自分がいちばん気にしていた。そう思ってるから現実創造されていただけなんだ。
これからは、周りの目線の為ではなく、自分の為に、“自分が有頂天になる女性性全開の見た目”を目指してトレーニングしていこ。
そしていつか、いちばん苦手だった女の戦い(大会)に挑んでやる‼️笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?