人を育てる６ステップ（前編） － アオアシ #3 －
みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・書評家・エッセイスト として、
自らを定義しています。
令和という「タイパの時代」に
提唱する連続哲学シリーズ
「マンガは令和の哲学書！」
今回は 「アオアシ」編 の第３弾！
アオアシ は現在
ビッグコミックスピリッツで
連載中のサッカー漫画。
学校の部活動や
プロサッカー界ではなく、
プロチーム傘下の「ユース」世代を
中心に描かれる作品である。
単にサッカーマンガとしての
面白さだけでなく、人材の育成や
チームマネジメントなどについても
様々な気付きや学び、
ヒントが散りばめられている。
まさに現代に悩める者たちにとっての
哲学書たり得る作品だ。
今回は前２回に続いて、
アシトと福田監督から
「育成」について考えていく。
アオアシには登場人物それぞれに
物語や魅力があるが、
私は その中心にあるのは
「アシトの成長」だと思っている。
地元中学ではエースでありながらも、
ユースや全国の高校生レベルで見れば
全く歯が立たなかったアシト。
だが、今（最新巻）では
エスペリオンユースに欠かせない
不動のＳＢとして活躍している。
しかしそれは
（俯瞰という能力はあったにせよ）
魔法や奇跡が生んだものではなく、
アシト自身の努力と
福田監督をはじめとする
周囲のサポートがあってのことだった。
アシトが成長してきた
経緯をたどっていくと、
そこには人を育てる
（育っていく）ための
重要な流れがあることに気付く。
「人を育てる」と
言葉にすると簡単だけれど、
これほど難しいことはない。
自分自身を成長させることなど、
誰かを育てることに比べたら
なんと簡単なことだろう
…なんて思ってしまうくらい難しい。
でも 万人に１００％当てはまる
とはいかずとも、
それなりに成功の確率の高い
「セオリー」は存在する。
これを知っているか否かで、
あなたの試みる育成の結果は
ガラッと変わってくるだろう。
今回はそんな
「育て方のセオリー」に注目していこう。
ステップに分けると全部で６つ。
一度に並べると膨大になってしまうので、
今回から３編にわたって進めていきます。
＜※ 注意 ※＞
単行本の発行ペースで
展開を知っていることを
前提として進めていきますので、
未読の方はご注意・ご了承ください。
シリーズ記事は こちら ↓
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