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「スイッチ」で印象を残せ! - 【推しの子】 #8 -

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・書評家・エッセイスト として、
自らを定義しています。

令和という「タイパの時代」に
提唱する連続哲学シリーズ
「マンガは令和の哲学書!」

今回は【推しの子】シリーズ 第8弾!

「2.5次元舞台編」が終わり、
「プライベート編」に移行する第8巻。

復讐の対象と思っていた自分の父親が
既に死亡していると判明したアクア。

モチベーションとしていた復讐心は
憑き物が落ちたかのように、
実に穏やかな感じになった。

この後 彼らの物語が始まった地
宮崎へ舞台を移して、物語は進んでいく。

ゴローの遺体が見つかったり
ルビーの前に謎の少女が現れたり、
予想に反して話は
どんどん急展開を見せる。

この巻で個人的に印象的だと感じたのは、
アクアがスッキリしたのと対照的に
ルビーが闇に目覚めてしまった点。

ついちょっと前まで あれだけ純粋に
人気アイドルを目指していたのが、
いったいどうしてしまったのかという
レベルの変わり様だよね。

これがこの後の展開にも
大きく関係していくから、
まったく目が離せない。

「プライベート編」なんて
てっきり箸休め・小休止的な
エピソードかと思っていたらとんでもない。
物語全体の中でも
非常に大きな意味を持っていたとは!

私は たまたま15巻まで
刊行されているタイミングから
読み始めたから
すぐ次に読み進められたけれど、
リアルタイムで追っている
ファンからしたら続きが気になって
気が気じゃなくなっていたと思う。

そんなハラハラドキドキの展開に、
今回の学びの種がある。

今回のテーマは「スイッチ」

あなたはスイッチの切り替え、意識してる?
或いは意識をしていても、
うまく活用できている?

「オン」「オフ」
「本気」「それなり」

“ いつも一所懸命頑張っているのに、
 なぜか手を抜いてるアイツの方が評価される “
“ なんで私の仕事やプレーには
 誰も目を向けてくれないの? ”

そんな悩みを抱える人は少なくないと思う。

でも、もしかしたら
あなたの「スイッチ」の使い方にも
その原因があるかもしれない。

頑張ったら認めてほしいし、
なんなら「それなり」な部分だって
評価してほしい!

以降では、【推しの子】を通して
その秘訣について考えていってみよう。


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