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「ありがとう」という言葉のもつ力

 今日、初任校で一緒に働いていたお姉さん先生に、結婚祝いをプレゼントしました。
 その方は、初任でぺーぺーだったわたしの話もよく聞いてくれて、たくさん考えているねと褒めてくれ、細やかな気遣いができ、困っている人がいたら誰よりも早くかけつけてできることを全てやり、誰にでも笑顔で接する素敵な方です。憧れの先生です。みんなにたくさんの元気と優しさを届けていた分、今はお仕事をお休みされています。

 その方のことを思い、ゆっくりまったり自分のことを大切にしてほしい!素敵な生活を送ってほしい!と考えながらプレゼント選びをする時間は、最高に楽しい時間でした。

 そしてやっと今日お会いし、渡すことができました。「嬉しい!」と言ってくれて、自分も嬉しくなりました。
 その後帰宅し、効率を考えずに気の向くままに片付けや整理整頓をする時間が、わたしの癒しの時間なのですが、その最中にラインが届きました。

 「ありがとう!」というメッセージ入りの写真でした。旦那さんと2人で、ものすごい笑顔で、プレゼントを持っている様子を見て、なんだかものすごく感動してしまい、思わず涙が出てしまいました。(自分でも驚きました。)

 一生懸命その人のことを考えながら、自分にできることをやった。そのことに対して、「ありがとう」と返ってきた。それが、こんなにも嬉しくて心揺さぶられることなんだと、改めて気付かされた瞬間でした。
 そして、わたしはこんなに真摯な「ありがとう」が言えているだろうかと自分を見つめ直しました。反省。まっすぐの「ありがとう」を受け取ってこんなに感動してしまうと、本当の「ありがとう」の言葉のパワーを子どもたちに分けたくなります。
 日頃の学校生活の中で、一生懸命頑張る機会とセットで、「ありがとう」が返ってくる機会作りを大切にしよう、と改めて思った日でした。

 「自分が一生懸命頑張ったことに対して『ありがとう』が返ってくること」は、生きている中で、最高に幸せな瞬間だと思います。

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