幸せになりたければ
幸せについてはみんなが追い求めてる永遠のテーマです。
幸せになる権利は誰でも持ってるし、そうなりたいとみんなが日々切望しています。
ただ、そうなりたいと追い求めてる間は手に入らないというパラドックスに陥ります。
追えば追うほど逃げていきます。
若い時は自分を喜ばす事が幸せに繋がると思ってしまっています。
美人なイケメンな彼女彼氏をゲットすると幸せなはず。
高い給料をもらえたら幸せなはず。
大きな会社に就職できたら幸せなはず。
欲しい物、物欲を満たせば幸せなはず。
宝くじに当たれば幸せなはず。
世の中に認められれば幸せなはず。
などなど、全ては自分中心であり、自分が何か得ようとしている状態。
条件があって、そうなればきっと幸せになれるだろという妄想。
ただ若い時は、それが当たり前だし、そうなりたいと思う事がやる気に繋がるしエネルギーにもなるので、自然かもしれません。
ただある時、気づくのです。
自分を喜ばすより人を喜ばす方が、幸せ感が高くなるのだと。
これは段階があるので、ある程度経験して年齢を重ねないと感じられないかもしれません。
30歳の前半の娘はまだその感覚は理解できないようです。
私は50歳過ぎてからでしたね。
なんとなくそう感じ始めたのは。
もっと若い時から自分ではなく他の人を喜ばせる事に幸せを感じてる人はいらっしゃると、思いますが。
ただ人を喜ばすためにどう与えるかは神経を使わなければなりません。
何でもかんでも与えてしまうと、相手をダメにしてしまう場合があるからです。
与えられるよりも与える方が難しいのです。
時と場合ですが、単純にお金や物を与えるよりも、機会や方法を与える事が相手の今後の成長を助ける事になります。
話しを戻すと、自分を喜ばすよりも他の人を喜ばす方が幸せ感を味わえるという事。
幸せは追い求めないでも、今直ぐにでも実践して味わえるという事。
自分を喜ばすのに一生懸命になっても大した満足感は得られないという事。
世界、日本、会社のためではなくて、隣にいる人、身近な人のために生きてみませんか。