看護師の食事は乱れやすく早食いになる人が多い
看護師は、午前中の診察が長引いてしまったり、急患が入ってしまったり、常に休憩時間にしっかり休みが取れるわけではありません。
また、休憩中でもナースコールが入ればすぐに呼び出されてしまうこともあります。
さらに夜勤があれば、時間のない中で夜食を食べなければいけません。
そうなると、どうしても、食事の時間を削るしかなく、早食いになってしまう傾向があります。
また時間がない中で、栄養をしっかりと取るためには、コンビニでおにぎりやサンドイッチなどを買って食べることが1番手っ取り早くなります。
そのため看護師は、炭水化物に走ることが多く、5分~10分の早食いで食事を済ませてしまおうとする日々が続いてしまいます。
看護師は栄養学も学んでおり、早食いや食事のバランスの悪さが健康に及ぼす害について知ってはいますが、日々の忙しさで自分の体を省みないのです。
炭水化物が多めの食事を長い間続けると、生活習慣病を引き起こす恐れもあります。
また、早食いは、胃腸にも負担をかけますし、満腹中枢が働く前に食べ終わってしまうので、いつまでたっても満足ができず、過食による肥満になる可能性もあります。
また、炭水化物を早食いすることにより血糖値がいきなり上がってしまうため、体脂肪を溜め込みやすい体になってしまいます。
消化が追いつかず代謝が悪くなってしまい、結果として老化を早めてしまう可能性もあります。
さらに、急激に胃腸への負担が生じるため、体全体が疲労してしまうこともあるのです。
このように早食いや食生活の乱れにより、看護師の健康が蝕まれていくことが危ぶまれています。