【ジャーナリズム】多様性と社会の閉塞感は表裏一体なのかも。「反知性主義/森本あんり」を読んで。
現代はカウンターカルチャーやオルタナティヴが産まれない社会であるように思う。むしろ何がメインカルチャーで、何がサブカルチャーかということを見分けることすら難しくなっている。
多様化と言うと聞こえはいいが、そこには一種の息苦しさもあるように感じる。メインカルチャーの中に身を置くことで安心感を得られる人もいれば、サブカルチャーに身を置くことで安心感を得られる人もいるからである。
「マイノリティーのために用意されていた居場所がマジョリティに侵食されてしまうのは耐えられない」とい