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今期のダークホース「勇気爆発バーンブレイバーン」第一話 見た感想

勇気爆発バーンブレイバーン

企画Cygames、監督大張正己、制作会社CygamesPicturesによるオリジナルアニメである。

「勇気爆発バーンブレイバーン」第二弾キービジュアル

今期のダークホース「勇気爆発バーンブレイバーン」の感想

何気なしに今作を観たのだが、あまりのパワーに圧倒され、終始興奮が収まらない。私の好みを打ち抜く、ドストライクの作品で毎週の楽しみが増えました。もし、まだ見ていない人はぜひとも「勇気爆発バーンブレイバーン」を視聴してほしい。

今時、古風すぎないかってくらいのビジュアル(dアニメストアのビジュアルなど)で敬遠している人もいるだろうが、見てみたら気にならない、いや段々とそのビジュアルを気に入ることになると思うのであまり気にしすぎずに見てほしい。(女子可愛いしね)
あと、あのCygamesが企画の時点で”ただ”のアニメ出ないことはお判りいただますであろう。
配信サイトにdアニメとアマゾンプライムビデオが含まれているので見やすいと思います。これからネタバレ込みで感想を書いていくので是非是非視聴をお勧めします。


一話のあらすじとして、世界各国が集まって軍事演習を行っている最中に、地球外から謎の武装勢力が襲来してきて、人類の兵器では歯が立たずやられっぱなし。しかも、主人公も殺されかけるが、謎の兵器が空から降ってきて……ていう展開となります。

世界観は現代に即していますが、一つだけ違う点があります。それは、兵器の中にTSと呼ばれるロボット兵器が実戦に配備されている点です。
その兵器の正式名称は人型装甲兵器「ティタノストライド=通称TS(ティーエス)」。
そんな世界であるので軍隊に戦車や空母、航空機など通常兵器にロボット兵器(TS)が平然と並んでおり、とてもロマンが刺激され、口角が上がってしまいます。

物語の始まりは、世界各国の軍隊がハワイ・オアフ島に集結して、軍事演習を行っているところから始まります。主人公は陸上自衛隊に所属し、ロボット兵器(TS)を操るイサミ・アオ三等陸尉です。
軍事演習は最初、日米が同じチームとなり守備側の他チームを攻撃します。その時、航空支援の要請やロボット兵器(TS)が歩兵に随行している描写が特にワクワクする。ミリタリー好きが少し入っているのでそういう描写でいちいちはしゃいでしまっています。
演習中、了解を意味する「イエッサー」やアメリカ兵同士の気さくな会話やモニター越しに拳を合わせるといった行動がまさに映画(トップガンなど)で観た描写で、リアリティーというかその世界にのめりこませるスパイスとして機能していて、没入感が半端なかったです。
すごいアニメが来たなと感じてしまいました。
また、主人公の性格が寡黙で冷静、かと思えば戦闘になると単騎で敵に突っ込み多くの敵を屠るというギャップがかなりキャラクターを好きになれます。職人気質って良くないか?(強引)

そんな演習の最中、謎の所属不明機によって大規模な襲撃を受けることになります。この現状を変えるため、それらと戦いますがシールドのようなもので攻撃がはじかれ、次々に撃破され周りは火の海で絶望的な惨状と化します。
軍人、民間人関係なしに人類に攻撃を与える謎の勢力に世界各国(アニメ内だと日米が頑張って奮戦している描写)が抵抗している姿に雰囲気や味付けは違いますがアニメ「ストライクウィッチーズ」を思い起こさせます。
「ストライクウィッチーズ」とは、地球外生物のネウロイに地球が襲撃され、国土の半分を失った人類、それらを撃滅するため世界各国から集められた人種、国の境界のない混合チームが世界を救っていくという内容でありますが、「勇気爆発バーンブレイバーン」も日米だけでなく世界各国の軍人が結集して戦うのかなと思うと楽しみでなりません。あと、あの戦友が次々死んでいくあの絶望感ってノベルゲーム「マブラヴ オルタネイティブ」も脳裏に浮かんでしまいます。いや、あれは容赦なさすぎでプレイヤーの精神を完膚なきまで壊してたな……


話を戻して、謎の勢力に一方的なリンチを受けているとき、空から謎のロボットが降りてきて、主人公が私(謎のロボット)に乗り込むように促され、ます。

ここから一気に雰囲気が変わっていきます。

今まで、硬派路線だったのが、ロボットがしゃべったり、操縦する内部ではニチアサで流れているような軽快な音楽が鳴っていたり、巨大ボス的な奴を倒すとき必殺技を言うように強要されるなど元祖ロボアニメの形相を呈していきます。
斜め上過ぎて呆気にとられますが、熱いヒーロー魂を目にしてこちらも心は熱く燃え滾る。
一話でこんなに感情を揺れ動かしてくるのは、さすが「ゾンビランドサガ」や「アキバ冥途戦争」を生み出したCygamesだと感心。
あと、浅学で恥ずかしいが監督の大張正己氏は有名なメカニックアニメーターであり、多くのロボットアニメを手掛けている老舗中の老舗であった。そりゃ、劇中ロボットの描写の細かさや熱血というものを知り尽くしてますやん。

今期のアニメを色々見ていて、そういえばこの作品見ていないなと何気なしに視聴したら度玉打ち抜かれた今作。このワクワクを多くの人が共有してほしい、今のこの洪水のようにあふれ出る気持ちを開示したいという欲求で今、記事を書いています。
今期のダークホースと私は目している今作が多くの人の目に留まり、魅力に気付いていただければこの記事は報われます。



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