化学物質過敏症になってしまったから②
今回は診療についての所感をまとめました。
まず言うべきは…医師の方々は
力を尽くして下さったと言うこと。
本当に感謝です。
ただ、私の体質と選択である、と言うことです。
長文になってしまい、すみません。
さて。
激しい爛れと痒み、滲出液に悩まされながら
アメリカで3歳児を育てるのは
かなりなストレスです。
一度、医師からの処方薬を全て辞めました。
アレルギー医師からもらった薬を辞めたんですが…
背中にアレル原をついた針をあてる、
そんなパッチテストで当時の通訳さんや
米人の医師、看護師に酷いと言われ。
背中の痒みにステロイド薬剤をつけて
痒みと闘いながら車を運転して帰って来た時。
「こんなの、ずっと続くの?」
心底、絶望感を味わいました。
喘息の検査でも、激しい反応が出ていました。
薬漬けです。
でも、良くならない。
皮膚科の予約をとりましたが、
3週間待ちの状態です。
心配した米人のチューターが、
ホメオパシーの錠剤をくれました。
在日日本人の女性(マッサージ師の)が、
アロマテラピーを教えてくれました。
そして2人が肌を見て、
「これ、脱ステロイド反応なんじゃない?」
との指摘を貰いました。
確かに、薬を抜きたくて
デトックス系のことはしていました。
ソレが、過剰な反応を引き起こした可能性を
指摘されたんです。
確かに、ポイズンアイビーのローションには
ステロイド成分が入っています。
塗布した部分、それを塗れば塗るほど
爛れが広がっていました。
頭が真っ白になりました。
つまり、どんどん自分で悪くしていたと言う。
そう言うことですよね。
2人の女神。そんな感じでした。
市販のステロイド成分の入っていないものを
探して来てくれて、
化学成分の配合の少ない、
ホメオパシックな喘息の飲み薬的なものと、
精油での喘息対応。
劇的には良くならないけれど、
発作や滲出液は治って来ました。
このあたりから、洗剤の匂いがダメに。
ガソリンスタンド、
タバコのにおい、
消臭剤などでえづいてました。
そこで、ようやく皮膚科に行けました。
「一番フレッシュな場所はどこ?」
フレッシュって聞き方されるのか…
ギョッとしつつ、生検に回してもらうための
皮膚を採取されました。
次の予約まで、元気でいてね。
今までそんな言われ方をした事が無い、
挨拶での見送りでした。
結果としては全く、何も
検出されませんでした!
看護師はこう言ってました。
「溶連菌の亜種が出て来ているから
それかと思ってたわ」
それならそれで、さくっとステロイドで
治ってるんじゃ…?
いちおう、ステロイドにかぶれた旨を伝え、
処方箋を薬局に提出したのですが、
今度は2週間以上過ぎても薬が用意されません。
ノンステロイド、化学薬品無し、を
うたった塗り薬をひたすら使い続けました。
なんで、薬が来ないの?
不安な日々のあと、ようやく届きました。
「これだから田舎の薬局は…」なんて、
ドクターはぶつぶつ言っていたのですが。
実はこの塗り薬は、免疫系抑制剤に近いもの。
ステロイドの代替薬、整形手術後の反応を
抑えるものでした。
いつもの薬剤師さんは、それを知っていて
案じてくれていたと後で知ったんです。
喘息持ちて発覚した私には、
ただの風邪にも注意が必要です。
知った時はなんとも…どうすれば良いのか…
さらに絶望感につつまれました。
でも痒いので、肌を綺麗にしたくて、
2週間使って2週間休むルーティンで使用し、
少しずつ黄色い水は出なくなり、
でも、乾いた肌は真っ黒で、
それはそれでひとには見せられない。
もう悲しくて悲しくて仕方無かったです。
寝る時はエッセンシャルオイルの
ユーカリや喘息に効くアロマオイルを
朝まで握りしめて寝ていて、
爪の痕がくっきり…なんてことも。
子どもには薬を絶対に触らせたくなくて
ハグを控えたりしたし、
外遊びに連れて行ってあげられず、
ママとしての自分を責めたりして。
言葉の遅い子どものことも
何もかも自分のせいにしてました。
そんな状態で日本への帰国が決まりました。
帰国準備のストレスが追い打ちをかけ、
不眠症になり、回復は横ばいに。
帰国前の最後の皮膚科の診察で
塗り薬は規定の限界値の本数を貰いました。
その時もドクターはひたすら
案じてくれていましたし、
薬剤師さんも励ましてくれてました。
春先の日本、帰って来たけど花粉症は
全く発症せず、驚きました。
アレルゲンから遠のいたのか、
肌の回復スピードも上がりました。
引越しのストレスがあっても、、、
そして、2週間のお休み期間が過ぎても、
処方薬をつけませんでした。
そのかわりに腸内環境を整えることに
決めました。
エッセンシャルオイルや
ホメオパシータブレットは続行です。
帰国後も化学合成系の香りは
吐き気をもよおしてまして。
ようやく、化学合成されたものへの
過敏反応に自覚を持ちました。
(アメリカ製は匂いがキツイから、
なんて失礼な思い込みで…すみません)
本当に長文ですみません‼️
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
次は実践編になるのですが…
多分、よくある話になってしまうかも。
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