金柑
実家の片隅に半世紀を過ぎた金柑がある。
老母が何かと手をかけて育ててきたので
毎年たくさんの実をつけてくれる。
道すがら摘まんで行く人もいるようだが
今年は刃物を使って選定よろしく枝ごとお持ちになる人が出てきた。
特に今年は豊作だったので多少おし持ち帰ってもとは思うが
天塩にかけている老母に労いの言葉を掛けてくれても良いのに。。。
先日剪定鋏を持参して収穫をした。
全部で約6キロ。
1キロはジャムにして残りはどうシロップ煮にし
洗ってヘタを切り落とし実を半切りにして種をとる。
ジャムはその上細切り。
その下ごしらえで1日掛かってしまった。
そのついでに押しフルーツを作ってみた。
私の悪い癖で思いついたらとりあえず何も考えずに手を出してみる
というのがある。
今回もそれ。さく
下ごしらえで使っていたペティナイフで輪切りにして押してみたのだ。
押しフルーツは押し花と異なり
始めは水分が多いので短時間で乾燥シートを取り換えねばならない。
ネットで調べてそれは分かっていた。
その甲斐もあってしっかり乾燥させることはできた。
ところがいざ加工でもしてみようかと思って見てみると
どうにも歪だし周囲の皮が厚いので押した後実に被っていたりする。
中の部分がすっきり切れていなくて盛り上がっているものもある。
押す以前に準備段階で丁寧にしておけ!というところだ。
昨日実家に行ったついでに枝に残っていたまだ蒼い金柑を数粒採ってきた。
それと以前に採ったものを数粒
種を取りながらカッターで切りまた押してみた。
今回はちゃんと綺麗に押せると良いのだけれど。。。
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