見出し画像

ほきくんのリハビリ記録㊸  ~ただの実感改~

前号を読み返してみると・・・
 
わかり辛い部分、誤解されてしまいそうな部分があります。
 
今号はその部分の加除訂正です。
内容が変わらず同じ部分もあります、ご了承ください。
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は進行性の難病を患っています。
そのせいで、だんだん身体が動かなくなってきました。
 
進行が進めば、歩くときにも足がまったく上がらなくなります。。
どうしても歩きたかったら、杖や歩行器を使って、イモムシみたいに、
ずりずりと足を刷らせて無理矢理前に進むしかありません。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2年前の私はこの状態で、外に出るときにはいつも
「やだな・・・」
「点字ブロックとかに足を引っかけて転ぶんだろうな…」
「転んだら・・・また救急車か・・・」
そんな大きなネガティブな気持ちを抱いていました。
間違いなく、表情もかなり暗かったはずです。
 
 
 
進行がすすみ、状態はますます悪くなりました。
仕事を辞めました・・・
 
2022年4月、<リハビリだけの生活>のスタートです。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
リハビリだけが、<脊髄小脳変性症>という難病の進行を止められます。
 
 
 
仕事を辞めた後、私はケアマネージャーのSさんと相談し、
リハビリなどを<在宅>でやることにしました。
週2日各1時間のリハビリをプロと一緒にやることになりました。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
それから2年・・・
 
 
 
外に出るときには、2年前のような
あのネガティブな気持ちは一切ありません。
転びそうという不安は全くありません。
きっと、表情も明るくなったはずです。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロのリハビリは、<リハビリの>は問題ありません。
 
でも、週2日各1時間では<リハビリの>が全然足りていないなと私は考えました。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<脊髄小脳変性症>は
超優秀なお医者様や製薬会社の方々でも特効薬を開発できない、
相当難しい病気です
 
だったら、かなりのリハビリ量をこなさないと!
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<在宅リハビリ>で、
プロがリハビリに介入してもらえる日以外の、残りの5日間は!?
 
プロに教えてたいただいたリハビリを1人で行う、
<自主リハビリ>を積極的にやるしかない。
 
 
 
<自主リハビリ>の時間はたっぷりあります。
プロに教えてもらったものだけでなく、書籍やYOUTUBEなどから自分に合いそうな
リハビリメニューを探しいくつかを付け加えました。
 
私がメニュー作りの参考にさせてもらったのは
【転ばない身体を2か月でつくる! 医師・安保雅博/理学療法士・中山康秀 すばる舎】です。

<転ばない体をつくる><バランス能力を取り戻す>
というのがたまたま私のその時の目標だったので、すぐ購入しました。
 
ページも少なくて読みやすい!
ポイントだけをイラスト付きで説明していてわかりやすい!
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
自主リハビリを継続できるように、
また、積極的に取り組むことができるようにしたかったので、
<わくわくリハビリドリル>を作りました。
まぁ、ただの、記録帳なんですけどね。
 
 
そのかいもあってか、2年間<自主リハビリ>を継続することができました。
かつてリハビリをさぼってしまった自分が信じられない程に、
2年間1日も欠かさず、しかも、積極的に取り組むことができました。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<自主リハビリ>を始めた頃は
外だけでなく、家の中でも何度も転んでしまうことがありました。
 
 
家の中は、歩行器は使えません。
壁などをつたってトイレやキッチンなどに向かいます。
 
その時に
思いがけないところから声をかけられるなど、
急に歩行方向を変えないといけない場面等が発生すると、
ほぼ100%転んでいました。
 
そのようなときは、頭などとても大切な部分を守りたいのですが、
それができません。
進行は進んでいて、手が動かなくなっています。
手が出て顔面を守ることはできず、思い切り顔面をぶつけます。
 
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
<リハビリの量>を求めて始めた<自主リハビリ>。
それを2年間続けてきた成果をまとめます。。
 
①    「点字ブロック」に足を引っかけて大転倒することは完全になくなりました。」
2年間で足が少し上がるようになったからではと自己分析しています。
②    家の中の壁をつたって前進しているときの「方向転換」、
つまりバランス力が求められる場面です。
2年たつと、転ぶ気はほとんどなくなりました。実際、転んでいません。
➂<自主リハビリ>でたくさんのリハビリメニューをこなし、
少し疲れたから、ちょっとだけ布団でごろごろしよう。
ぐちゃぐちゃになったシーツに足をとられて転びそう。
両手がぱっと出て自分の頭を守ることができました。
2年前はそんなことぜったいなかったのに。
 
 
このような体験から、
「病気は進行していない!」
と実感できたのです。
 
<自主リハビリ>をかなり熱心に取り組んだことで、
<リハビリの量>が十分確保できたのかもしれません。
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
「病気は進行していない!」と実感できたエピソードがもう一つあります。
あまりにも非科学的で恥ずかしいのですが、書かせていただきます。
 
 
 
病気の進行が進み仕事を辞めました。
2022年3月です。
 
その頃は、足もほとんど上がらず
どうしても歩きたかったので、イモムシみたいに、
ずりずりと足を刷らせて無理矢理前に進んでいました。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
コンクリートなどを、刷って前に進んでいるとどうなるか。
左右の靴裏に大きな「穴」ができ、水溜りの水などが入ってきます。
 
「穴」があいてしまったので、新しい靴に交換。
 
 
 
2・3か月後
 
また「穴」ができました・・・
 
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロのアドバイスを参考に<自主リハビリ>を始めて2年が過ぎました。
 
 
「穴」は
 
一つも
 
あいていません!
 
 
 
どうしてですかね。
 
もしかしたら、
十分な<リハビリの量>を確保しようと始めた<自主リハビリ>のおかげで、
足が少し上がるようになり、ずりずりと足を刷らさなくなったのかもしれません。
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇8月02日のリハさん 「イタリアン トゥーザ・ハーブズ」                 
◆利用駅:「JR総武線 亀戸駅:48駅目」、                                   
◆ホーム間隔:A                                  
◆ほきログ:◎                                 
◆いただきます:冷製ジェノベーゼ 1680円 とてもおいしい!麵はかなり冷たくてもちもち。夏バテ気味だったけどペロリ!
◆店の出入りくち:フラットだが、店内は大変狭い。
 
 
 
 
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?