墓地境内での害獣害鳥の境内捕獲を可能に!
処分できない天然記念物だからといって捕獲もできず、外に追い出すしかないというのは公衆衛生上も なにより業者も社寺教会も近隣も困ってきたため、change.orgで試験的に署名を集めます。(ちなみにタイトルの方で墓地での捕獲を含めていないのは、飛び地や共有財産が多く境内に比べて境界がハッキリしないため)
ニワトリやヘビ、イノシシは干支にも存在するため生身でも首輪をつけて躾されている場所はあるのですが、ネズミが庫裏や本堂にウロウロしていたら、どうでしょうか? ケーブルを齧り、停電や火災を引き起こすこともあります。 そのような、生態系が崩れてしまう原因になってきた動物〜外来種問題含め全くの野良たちをヒトの人権と動物愛護に謳われることを天秤にかけながら、署名するまでには至らなさそうな方たちに向けても、どうするのかを考えるきっかけになりましたら幸いです。
全日仏加盟各宗派の信徒さんや、永代供養・共同墓地の利用者様方からの署名を期待しますが企業さんや一般市民として署名した人が自分の名前を出す出さないを決められる、コチラのプラットフォームを使わせていただくことにしました。
日本やアジアで発生したり広まったりした伝統宗教には、殺生や穢に関しての固有の考えが歴史上あったので、日常的に天然記念物に関してモノ申す聖職者はほとんどいません。それどころか人権侵害や子どもたち同士のイジメの応酬の際、一見動物愛護や人権擁護に見える場合でもヒトの風貌に悪い意味で動物の名前をつけたり、茶化したり擬人化したり、はたまた崇拝するような感覚が我々人間の側にあるわけです(例 “鳥獣戯画”“見猿聞か猿言わ猿”)。 ほかにも、人面魚は一世を風靡しましたし、土鈴や石や木彫りの土産、天井絵や襖絵などには多くの人に愛され神格化された動物が存在します。一部は漢方薬になりますし歴史的にも アイヌ文化はじめキリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教など世界宗教の日常では‘生贄’という考えが普通にありました。はる会長の場合は、富士山世界遺産ガイド研修の際には、我々ヒト種に対しても決して無関係ではなく、登山者達の靴の裏に種がついて移動することに起因する影響があるとも習いました。
近年こそペットが飛行機で飼い主と同じ客室に乗れるかどうかが話題なりましたが、多様な考えを認めようとなるのは歓迎すべきな一方、特定の動物について自治体により境内や墓地で捕獲できるできないが決まってしまうと、産業廃棄物や核のゴミ問題と同じで動物の死骸や害獣を脱法捕獲し、よその自治体に入り込んで追いやって終わりになってしまいます。
宛先は文化庁・農林水産省・環境省などを想定し、市町村長や全国知事会にも本来トップダウンで働きかけしてもらいたい事案でありましたが、何より拡散をお願いされているもので、当会書記長によれば国の法律の改正を求める場合は宛先は大臣や官邸ではなくて、両院議長になるのだそうです。(個人的には、これだと国会議員殿にまず署名しろと言ってるみたいで何か変な感じがする文面ですが苦笑、テンプレートの都合です(当会全体としておキニや贔屓の議員がいるわけじゃないので、名前も書いてありません))
背景は、こちらの過去記事へ。
cf. 署名すると寄付金をお願いする画面が出ますが、そこに払ってもウチの連合会の財布には入らないものでして、change.org様の運営費に加算されるとのことです。あくまでも余裕のある企業や個人向けと思ってください。