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ある1人のファッションセンスのないINFJが行き着いたワードローブ戦略

INFJというより私個人の資質かもしれませんが、さらっと買い物に行って好きな服を手に取り試着したらおしゃれな人だった、ということは絶対なかった。残念ながら。

そもそもおしゃれな人ってなんなの? どうやったら認定されるの?

そこもよくわかってないから世のおしゃれな人々の仲間入りはムリとしても、普段の服装がそれなりに似合ってて浮いてなくてダサくなくて、必要なときには場に合った格好ができるといい。

面倒くさがりだから、できたらクリーニング屋さんに出すのも最低限がいい。きちっとしたスーツを着ないといけない機会は少ないから可能なはず。綺麗めな服であっても手洗いできるかどうかは必ずチェック。

この記事はu1さんのこの記事を読んで思いついたことを書いています。いつも楽しい思索に連れて行ってくれる記事をありがとうございます!!


若い頃は、アウトレットストアで片っ端から試着を繰り返して、試着室の鏡を見ておかしくなければ購入していた。おしゃれや似合うの形式が朧げで、確信を持てないまま試着。時間がかかる。

子どもが生まれてから、試着繰り返しができなくなり、なんとなくユニクロなどで購入した服を着ているうちに40歳前後で若さによるボーナスタイムが終わったことを実感する。具体的には、外科医からの扱いが雑になって備品っぽくなった感じ。(麻酔科医です)仕事がやりにくい。手術室内では医療用スクラブを着てるけれど、意外に通勤の行き帰りの格好って見られてるんだよね。若い頃、似合うかなと思ってた服が合わなくなり、何着ても似合わない気がする……。

一念発起してパーソナルデザイン診断に行きました。これがよかった!


おしゃれか否かの軸ではなく、似合うか否かの軸。そう、そういうのでいいんだよ!!!

性格診断と同じく、外見も診断してもらうと迷いが減るなとおもった。他者からの目は信頼してるんだよね。自分だけだと迷って迷って。単体でいいなと思う服は悉く似合わなかったし。まずパーソナルカラーを間違えてた。

パーソナルデザイン診断で、私はフェミニン(ナチュラル強め)だったんだけど、若い頃から、単体の服でいいなと思うのはガーリッシュとかアバンギャルドな服だった。試着で全然似合わないのはわかるから買ったことないけど試着に時間がかかってた理由を知った。どんなに好きでも絶対に似合うはずがなかったのだ。


フェミニン(ナチュラル強め)
こういうのが似合う人なのに、

ANAYIよりお借りしました
形は絶対似合う
色はちょっと明るすぎるかもだけど
ギリ着られると思う


例えばガーリッシュ

TOCCAよりお借りしました
可愛い服
同じくTOCCAより
これが似合う人生でありたかった

こんなまさに女の子らしい膝上のワンピースとか

アバンギャルド

コムデギャルソンからお借りしました
これを着こなせる人が
オシャレなんじゃないの?

こんなインパクトのあるエッジの効いたアバンギャルドな服、似合うわけないんですよ!!!!(切実な叫び)

ユニクロや無印には比較的似合う服はあっても、ZARAは難しい。ZARAはファッショナブルな人向けだと思う。

診断でおすすめされたドンピシャな格好してたら、扱いが備品から元に戻りました。華やかだねって褒められるのは嬉しくても、気合いが入った格好すぎて、帰りに『このあと何か予定あるんですか……?』って聞かれるのが恥ずかしくてそのうちドンピシャからナチュラル成分強めにちょっと外すようになった。


好きなものと似合うものが違うと深く得心がいったあとの私は、オンラインショップでも大体似合う服を購入できるようになった。週一の非常勤になって家で過ごす時間が増えて、キャリア系ブランドで購入する必要も減った。

でも、どれくらいの服を購入して持っていたらいいものなの? また迷いの旅が始まる。調べて調べて、最終的にPinterestで見つけたこの表が私に刺さった。

カプセルワードローブの概念
下記サイトよりお借りしました

ざっくり言うと、上から1段目2段目は、ベースカラーを1つか2つ決める。各々のベースカラーでトップス2つボトムス2つ。3段目は上の段に合う柄やアクセントカラーのトップス4つ。4段目はトップス2つ。トップスかボトムスかワンピース2つ。

例として挙げられていたもの

そうか、奇抜な色をたくさん集めるとお互い合わなくて組み合わせしにくい。ベースカラーメインで差し色はごく少なくていいんだ。きっとファッション雑誌に似たようなこと書いていたんだけど、この表を見てはじめて腑に落ちた感じがする。

ここから試行錯誤して、私のベースカラーは(パーソナルカラーがオータムなので)ネイビーとベージュ。季節や流行りによってはベージュではなくカーキグレー、グレージュやブラウンもあり。靴やカバンはダークブラウン〜ライトブラウンやカーキグレー。差し色にはカーキグレーかグリーン、そしてダークオレンジかサーモンピンクと決めて、この表の枚数とは違うけれども自分なりに満足なワードローブを完成させた。生活が変わると必要枚数が変わるし、日本は四季がはっきりしていて季節ごとに表を埋めるのもちょっと違うなと思ったから。

今はワンマイルウエアは季節ごとに3セット。同じ形色違い(最近は同じ形と同じ色の3セットにすることもある)ユニクロ率高い。

仕事と学校参観など用の服は2〜3セット。綺麗めなパンツかスカート、ニットまたはブラウス。それぞれネイビーとベージュ。またはワンピース。

夏だけ、追加で旅行用に3着。ワンピース。これは仕事や学校参観のときにも着られる。

羽織ものは好きなので、枚数制限なし。そんなに多くはない。差し色は羽織もの、ロングネックレスやストールで。

u1さんの記事のコメントに書いたけど、周りに馴染みつつ、内面の個性を少し表現するとしっくりくるような気がする。私にとって内面の個性を表現するアイテムがロングネックレスや指輪やストールかも。

お守りみたいなオパールの金の指輪。婚約指輪として買ってもらったニーシングの赤みがかった金の指輪。キラキラしたビーズが可愛い紺碧色の淡水真珠のロングネックレス。さりげないサーモンピンクの薔薇のコサージュ。手触りのいいふわっふわのベージュのパシュミナストール。

かっちりした場と卒業式入学式用にはスーツ2着。ネイビーとベージュ。卒業式ネイビーで入学式ベージュにしてる。

あとは喪服。夏用と通年用。

体型と姿勢がいい方がオシャレに見えると思うので、ダイエットと筋トレも大事かなと思ってます。サボり気味なのでちゃんとしよう……。


まとめると、私のワードローブ戦略とは

  1. どんな服が似合うか診断を受け、それに従う パーソナルデザインやパーソナルカラー

  2. ベースカラーを2色に絞り、ほとんどのアイテムをベースカラーで揃える

  3. 差し色も2色ほどに絞る アクセサリーや羽織もののうちいくつかを差し色にする

  4. 内面を表現するのはアクセサリーで

  5. 筋トレする


こんな感じです。この記事、需要あるのかしら? まあ私の備忘録ということで。お付き合いいただきありがとうございました。

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