手芸の没頭感とストレス解消について思うこと INFJ Seが鍵を握る?
雑巾を6枚縫った。
ストックされてると思っていた雑巾がもうないことに気づいた夏休み終了2日前。母に貸していた職業用ミシンは、メルカリで手に入れたけど余っていた家庭用ミシン(ホリデーヌ1241)との交換で戻ってきているから、高速でチャチャっと縫ってやろう。
いつの日か大量に買っていた温泉タオル(薄いタオル)を収納場所から取り出してきて、切れ味のいい裁縫バサミでサクサクと半分に切る。半分に折って長辺を縫い、ひっくり返して四角く周辺を縫ったあと、〼のように斜めに縫って終了。縫い目は一番大きく、スピードは1番速く。高速で縫われていく雑巾。没頭感、達成感。気持ちがすっきりする。
INFJは、Seを鍛えるといいとか、自然と鍛えるようになるとか読んだことあるけど、その度にわかる気がするって呟いてきた。無理やりSeを酷使するのでなくて、自分のペースで楽しいと思えること。自ら緩やかにSeを使うと今現在に没頭して、それはマインドフルネスに近い状態になってると感じる。ぐるぐる考え続けてしまって頭が疲れるのをリセットできる感覚。ストレス解消に役立ってる。
Seを意識して使っているとそれなりに上達する。天性に器用な人にはどうしても追いつけないんだけど、そこそこの器用さで良ければ、あとは工夫を無限に考えることでもかなり補える。合理化。効率のよさ、準備のよさ、不要なプロセスをバッサリ切る潔さを持ち合わせている。道具にも頼る。高価だけど長持ちする道具を若い頃からコツコツ集めて。
たとえば手芸で言えば、切れ味のいいハサミや縫い目の綺麗な職業用ミシン。緻密な刺繍やオートクチュールみたいなドレスを縫うのは無理かもしれないけど、雑巾やちょっとした小物を縫うくらいの器用さは充分身につく。私はミシンの使い方の理解も良かった。母に教わって小学生の授業で習う頃には使いこなしていた。
劣等機能のSeが無理なく鍛えられるにつれて、Ni、Fe、Tiがうまく噛み合ってスムーズに働くような感じ。うまく説明できないな。このふわっとした説明はINFJらしさかな、同意してもらえると嬉しいんだけど。
麻酔科医の仕事を始めたとき、毎日家に帰ったらバタンキューでひたすら寝てた。インプット量が多すぎて処理し切れず眠くなったのかなと思っている。休日に自分自身が居ることを思い出す。不眠を訴える患者さんをむしろ羨ましく感じてしまうほどに起きている自分の時間が欲しかった。
数年してちょっと慣れた頃、バタンキューと寝なくなってきた頃、スポーツジムに入会した。元々泳ぐつもりで入会したけれど、ふと初心者向けのマシン体験に参加したら、筋トレとスタジオプログラムにハマった。
そのうち、あれ? なんだか体は疲れたのに、精神的な疲れはむしろ取れてるぞ?と感じたのだった。この2つの疲れには明確な違いがあるんだわ。肩こりはなくなりスタイルも良くなり、鬱々と自分の失敗をぐるぐる考え続けていた頭は、フィットネスダンスに集中して終わったあとは、まあ、そんな失敗皆もするよねって客観的に見られるようになり、前向きに。なんだか寝た気がしなかった朝も、すっきり熟睡したあとの目覚め。これは、体力がついたのか、それとも頭の中の無駄にぐるぐる考え続けて疲労していたのが運動に集中することでリセットされたのか。
思えば、人生のうちうまくいっている時期はSeを程よく使うような趣味などにハマっているとき。習字、絵を描くこと、手芸、吹奏楽、水泳、マラソン、トライアスロン、ジム、歩くこと、料理、お菓子作り、掃除、ヨガ。ごちゃ混ぜに書いてるけど、手を使うことと体を使うことの両方をバランスよくやるといい感じ。時間がなかったら体を使うことを優先に。働き出した頃、そして子育てと仕事の両立ができなくなった頃は、趣味をする時間があまりに減ったので疲れ果ててたのかな。
疲れ果ててるINFJは、まず時間の確保が急務として睡眠不足を解消してから、なんか体を動かすといいのかもしれない。経験からは強度が強めの運動がいい気がする。はぁはぁ息がちょっと上がって小難しい他のこと考えられなくなるかな、くらい。
私の今のイチオシは階段の多い神社に参拝です。