くせのうた

君のことをもっと知りたいから。

彼と一緒に暮らしはじめて1ヶ月が経ち、先日こんな話をした。
（なんだかとても真剣な顔をして…）

彼「君は人にpushされるのは嫌い？」
私「どういう意味？」
彼「ああしたらどう？こうしてみたら？とか言われるの嫌？」
私「嫌じゃないよ。なに？」

彼「もうすぐ1ヶ月だね。思った以上に早く僕との生活に慣れたよね。」
私「そうだね〜かなり慣れたね。」

彼「ボランティアしてみたらどう？このareaに慣れるという意味でも、アメリカに慣れるという意味でも、コミュニティに参加していろんな人に会ってみたらどうかな？
私たちの会話の幅も広がるし、君がどんな人と会ってどうだったか、何か出来事があってどう思ったかを聞くことで、もっと君のことを知ることができるからね。」

そんな風に考えているとは思いもしなかった。

この1ヶ月で彼のことをより知ることができた。
変なこだわり、笑っちゃうようなクセ、見たことのない表情…
新しい部分を知る度に、もっと愛おしくなる。

彼はそうやって私みたいに、2人で過ごす中で知る以上に

周りの人、環境、コミュニティの中での私を通して

より知ろうとしてくれていたのだ。

スッと納得した。

人って自分以外のことについて話している時や、他の人と関わっている時の方が
その人らしさが自然に出るかもと。

彼のもっと知りたいという気持ちが素直に嬉しかった。

話をした数日後、星野源の“くせのうた”を
なんとなく聞きたくなってYouTubeを開いた。

この曲はいろんな捉え方ができると思う。
自分がどう感じたかを理解したあと、ぜひコメント欄を見てみてほしい。

たくさんの人がそれぞれが感じた事を書いていてどれも素敵。

誰かのことを知りたいってすごく愛のある事だなぁと思った。

#星野源 #くせのうた