![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170591582/rectangle_large_type_2_0a7b32e37f9de7a5ed784ead63815a64.jpeg?width=1200)
第1回【風邪かな?と思った時の簡単アロママスク】
日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターが、日常で簡単にできるアロマテラピーをご紹介します
⭐︎ご注意⭐︎
最初からうるさくて申し訳ありませんが、皮膚のただれなどの事故を予防する為に必要なことです。
アロマテラピーは正しく有効に活用しましょう。
・精油は肌に直接付かないよう注意し、アロママスクのような精油が肌に触れてしまう可能性がある物は事前に二の腕の内側などでパッチテスト(植物油で薄めた精油を塗って数時間後に反応を見るテストです)を行ってからご利用ください
・妊娠中の方、お子さまが親御さまのマスクに触れる可能性のある場合、また小さなお子さまはご使用なさらないでください(精油の濃度を薄める方法がありますが、今回はご紹介しておりません)
今回の使用精油
ティートリー
ユーカリ
用意する物
マスク
ティッシュペーパー(ガーゼでも可)
実は先日私、寒くて寒くて仕方がなくて鼻水が滝のように出て止まらない日がありました。
さらさらの鼻水(鼻炎など、菌やウイルスを伴わない鼻水の特徴)だったのですが、寝ても覚めても寒くて仕方ないので、もしかしたら風邪かもしれない…と思って精油を引っ張り出しました。
ひきはじめの風邪対策マスク(ティートリー)
マスクを用意
ティッシュペーパーをマスクに収まるサイズで横長になるようにたたみ
左右にティートリー精油を1滴ずつたらします
精油をたらした面がマスク側になるようにマスクの内側かつ気持ち上寄りに当て
マスクを着用します
⭐︎精油の位置が鼻の横辺りにくるイメージです
アロママスクを作る時のポイント
精油が肌に直接つかないように、垂らした面をマスク側に向ける事
香りが強すぎないように、精油を垂らす位置を真ん中ではなくティッシュの両端にする事
同じく香りが強すぎないように、1滴ずつにする事
ひきはじめの風邪対策は、自己免疫に加えてティートリー精油の殺菌・抗ウイルス作用に風邪菌退治を手伝ってもらうイメージです。
1日に3〜4回中身のティッシュを新しくして、マスクをしたまま就寝(またはお昼寝)します。
寝る時に苦しければティッシュではなくガーゼにすると呼吸しやすくなりますが、マスク自体が苦しければ、精油をたらしたティッシュを枕元などの香りが届く範囲に置いておくだけでもOKです。
軽症ならばこれだけでも翌朝だいぶよくなっていたりします。
鼻炎対策のアロママスク(ユーカリ)
ところが、今回の滝鼻水と寒さは目覚めても治っていませんでした。
元々さらさら鼻水なので作成変更です。
同じ作り方で精油をユーカリに変えます。
ユーカリ精油は種類がたくさんありますが、お好みの香りのもので構いません。今回はラディアータを使いました。
使用方法もティートリーの時と同じです。
鼻炎に対するユーカリ精油の使用は、炎症を起こしている鼻やのどをユーカリ精油の抗カタル作用(粘膜の炎症を鎮める作用)で抑えてもらう目的で使用します。
そしてまたマスクしたまま寝る。
起きたら…
鼻水とまりましたー!!
寒さは相変わらず。ですが熱もなく、単純に部屋の温度に対して着ているものが薄かったのかもしれません。(でもエアコン22度設定、ホットカーペットもつけて、3枚着て、外がわはモコモコパーカーだったんですよ)
というわけで、とにかく一件落着しました。
ティートリーを先に使ったのは、もし風邪だった場合にはとにかく早く手を打った方が良いと思ったためです。
ちなみにのどや鼻の風邪に対して、ユーカリ精油を選択する場合もあります。症状をやわらげてゆっくり眠れるようにしたり、どうしてもやらないといけない作業をはかどらせるための対処療法として、のどの炎症を抑えて回復を早める作用を期待してというパターンも。
選ぶ理由や使い方は色々です。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと専門家っぽくみえましたか?笑
実はセラピスト歴10年以上の現役セラピストなのです。適応障害になるアロマセラピストなんて我ながらなかなか情けない話ではありますが。
疾患行きのレールに乗っちゃう手前で精油を使って疾患への道を逸らしたり改善へ向かわせるのもアロマテラピーの目的のひとつなのですが、いざ自分が疾患へ一直線のレールに乗った時は頭の片隅にアロマがチラついてはいたものの、調べものや生活に必死で精油を開けることはありませんでした。
開けたら何か違っていたのでしょうか?可能性はあります。香りは脳に作用してくれるのです。ですが、あの頃は癒しを求める事もありませんでした。
一応、第1回としました。
第2回があるのでしょうか?
気が向いたらまた、何かお役に立つ情報をアップ出来ればと思います。
お読みいただきありがとうございました(^^)
ご注意
アロマテラピーは精油(=エッセンシャルオイル)を使って行う植物療法です。必ず「精油」または「エッセンシャルオイル」と記載された、色付きの瓶(遮光瓶といいます)に入っているものをお選びください。
単にアロマオイルと書かれたものには化学香料もあり、アロマテラピーには使用できない物があります。
精油は身体に良いだけでなく、使い方によっては毒となる場合もございます。お子様やペットの手の届かない場所で保管し、専門家の指示に従ってご利用ください。
ご家庭でアロマテラピーを実践される時には、注意事項をよくご確認の上ご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。
精油は肌に直接付かないよう注意し、アロママスクのような肌に触れてしまう可能性がある物は事前に二の腕の内側などでパッチテストを行ってからご利用ください。
万一何かトラブルが起きましても当方では一切の責任を負いかねます。予めご了承のいただきますようお願いいたします。