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【詩】マフラー


君の笑顔を

頭に浮かべながら



また


ひとつ


編み進めてゆく




その

小さな体が




どうか

冷たい風に

震えません様に




少しでも


ちょっとでも



君が

温かであります様に



ほんとうは

いつも側にいて



守りたい



この想いも込めて



また


ひとつ


編み進めてゆく



冬が来る前に

編みあがります様に



少しだけ

速度をあげてみましょう



編み目の柔らかさを

消さないように



そっと




今年は暑い期間が
長い様に感じていましたが
11月になり、やっとと言いますか…
寒さを感じています。

私は、あまり器用な方ではなく
編み物等に縁がなかったのですが
子供たちが幼い頃
その小さな首を冬の風から
優しく暖かく守る物が作りたくて
 本を買ってきて、独学で
何日もかけて作った思い出のマフラー。
(画像のものです。)

近くで見ると…
あまり良い出来ではなかったけれど

上の子はボロボロになるまで、ずっと…
下の子はそっと壊さない様に、そっと…

それぞれ身につけていてくれた事が

過ぎ去った子育て時期の
かけがえのない大切な思い出になり
当時を振り返った時
心が温かくなります。


お読みくださり
ありがとうございました。

皆さま、いつもありがとうございます。

穏やかな三連休を
お過ごしくださいね😊




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