かわいい下ネタ
5時出発の予定が5時25分になってしまった。
幼稚園に通う孫の運動会の観覧に行くためである。
車で約3時間。わずか30分足らずの出場のために、ここでも「じじばばバカ」は止められず高速道路を飛ばす。
孫は大喜びで大張り切り。
かけっこでは、「よーい どん」の「ど」くらいでスタートを切り、ぶっちぎりの1等賞でゴールインした。まあ、順位はどうでもいい。元気に走る姿を見るだけで涙腺が緩む。隣で観覧していた同年齢くらいの「同業者」も目を潤ませていた。ああ、「自分だけじゃないんだ」と思い妙な連帯感を覚える。
お遊戯も孫のところだけにスポットライトがかかっているのではないかと思うほどはち切れんばかりに体を動かしていた。て言うか、そこしか見ていない。いやあ、やっぱりじじばかの極みだなと思いつつ、本当にそう思うのだから仕方ないと開き直る。
「ああ、やっぱり、無理してでも朝から車飛ばして見にきてよかったなあ」
幼稚園から家までの10分ほどの道のりを妻と話しながら歩く。ご褒美にもらった金メダルを首からかけた孫がぴょんぴょんはねるように歩いている後ろ姿を見つめながら……。
話は変わって・・・ここから本題
夜に、孫がお絵かきプレートを出して何やら描き出した。
それが、上の絵である。
もうすぐ4歳になる孫なのだから、これくらいは描けても驚くことではなないのかもしれないが、「へええ、上手に描けるようになったねえ」と目を細める私。
「あのね、これがじいじで、これがパパ、これがばあば……」
と説明する孫。しかし、この次の話が抱腹絶倒ものだった。
「これが、じいじの『おち○ちんバナナ』」
「これが、パパの『お○んちんバナナ』」
画像では、よくわからないかとも思うが、興味がある方は絵を見ていただきたい。
真ん中の大きいというか横幅が広いのがじいじである私だ。体重100kg越えなのでそれなりに正しく描いていると思う。
その左側が孫の父親であるパパらしい。パパは、身長180cm越えのすらっとした男前である。その左の黒っぽい絵は、ズボンを履いたばあばらしい。一番右は母親であるママだそうだ。それなりに大小関係が絵に反映されているなあと思う。
いや、そんなことはまあいいとして。
間違い探しではないが、じいじとパパには描かれていて、ママには描かれていないものがある。なあんだ?
口らしきものの下に描かれているものだ。
これが孫の言う「おち○ちんバナナ」らしい。
じいじのそれは太くて短い形状。
パパのそれは細くて長く描かれている。
孫の母親である私の娘と妻も絵の説明を受けて大爆笑している。
「そりゃあ、この中で、唯一じいじともパパともいっしょにお風呂入って『現物確認』してんの○○ちゃんだけやもんなあ」
高年齢でもはや「戦力外通告」を受けている私の「モノ」と、現役バリバリですでに2発もホームランを打っているパパの「イチモツ」とを孫はちゃんと描き分けていたのだ。
運動会のかけっこも、1等賞だったが、この絵にも「審査員特別賞」を送りたくすぐに写メを撮った。
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