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読書日記『桃井直常とその一族』(松山充宏、戎光祥出版)

南北朝時代の桃井直常を中心に、桃井一族についてまとめた一冊。
あっちにも桃井、こっちにも桃井。
幸若舞の創始者も桃井とか、幕末の橋本左内も桃井家の子孫を称したとか、予想以上に桃井一族が広がってて驚き。

現代人からすると「モモノイ?」となる人がほとんどだろうけど、
室町時代あたりには「✨足利一門の桃井氏✨」は名門という感じだったんだろうな。


室町幕府奉公衆となった桃井氏もいて、将軍邸警備の様子が記述されてるところが印象に残った。奉公衆の日常をもっと知りたいなあ……。

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