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【R3.11.27】文化展開催ー自治会も「やさしいデジタル化」を取り入れ、時代とともに進む。

当自治会では今月、文化展という一大行事があり、園児~ご年配者40名以上による約130点の作品を、150名ほどが鑑賞しました。 交流部の皆さんが全員参加で担当を担い、時間短縮で2日間に渡って催されました。 

緊急事態宣言解除後で比較的、コロナ前に近いかたちの開催でした。 役員の皆さまは本当にお疲れ様でした、という気持ちです。

自治会サイズの文化展は、ご近所の顔見知りの方々の、プライベートな顔が覗ける良い機会になりました。前回書いた円中自治会文化展でも感じましたが、大きな美術展などとは違う、ローカルのほのぼのした楽しさがあります。 

普段、活動に積極的とは言いがたい寡黙な人が、同じ写真仲間を相手にすると見た事のない笑顔で饒舌になっていて驚いたり、また、「前から知ってる人だけど、こんな才能があったんですね」「この素敵な作品を作る人がご近所にいるんだ」などという発見もありました。  

上の写真には、子ども達の力作が沢山あります。 戦車を作成した高校生は、いよいよ展示というときにヤル気が漲り、前日に寝不足して二点目を仕上げたんだと教えてくれました! 物静かな役員さんの息子さんは、戦車に詳しく器用で、人懐っこい高校生だと分かりました。^^

陶芸家の身なりで作品とともに圧倒的存在感のあった、実はご近所だった作家さん。

作品が話のとっかかりになったり、役員さん同士が労っていたりと、会話が生まれやすい機会になっていたと思います。 最近では貴重な交流の場になりました。

左から、目が覚めるような春色の風景画に、フィンランド文化のヒンメリ、そして縮緬手芸の吊るし雛。 幅広い分野の作品が並び、印象深い作品は?と聞かれたら、みんなバラバラの答えになりそう。 

ついに当自治会もホームページ作成

このような機会があったこと、またバラエティに富んだ質の高い作品群について、より多くの人に知っていただきたい。 また、近くに住んでいながら来なかった人達、普段は関心が無く回覧板もよく見ない人達にも、気が向いたときに回覧内容を見返して、知ってもらえるようにしたいです。

そこで、ついに当自治会はホームページを作成しました。 まだ作成途中なのでリンクが切れているページが多数ありますが、徐々に整っていく予定です。

(後述:アドレスは https://sites.google.com/view/palettegarden です。開成町役場のホームページ「町内の自治会について」にもアドレスが載っています。 開成町内14自治会のうち、6つにホームページがあります。)

当自治会のものは、デザインが限られているグーグルアカウントによる無料ホームページなので、町内のみなみ自治会ホームページとよく似ています。 「みなみ自治会」も若い世代が中心となって、独自の活動で生活をより豊かにしている新しい自治会なので、どこかで特筆したいと思います。


従来の方法を否定しているのではなく、選択肢を増やそうとしています。

自治会ホームページなんて好んで見る人は、実際、少ないとは思います。 必要性を感じない人も多いことでしょう。 

しかし自治会館利用を別にしても、もう若い世帯に限らず、調べ物はまずネットで行う人が多いし、当自治会(マンション)は居住環境に関する情報を求める町外からの移住者が多いので、ホームページがあったら良いとは思っていました。 

 自治会館申込み方法に関してはパソコンを併用した簡略化を求める声、また「ホームページはないんですか?」と不思議がる若い世代の声もありました。

(実際、年間のべ360団体以上もある自治会館利用について、申込や予約確認等は全て紙やりとり。 遠隔からの問合せは前会長への個人的な電話かLINEでした。)

 今回、紙もネットも、どちらでも好きな方で可能になり、自治会専用のメールアドレスと電話番号も出来ました。



開成町 「人にやさしいデジタル化」のニュース

ちょうどタイムリーに、開成町がデジタル化に力を入れているという今日のタウンニュース記事がありました。 

「開成町 携帯電話事業者と協定」タウンニュース足柄

記事によると、府川町長は

「デジタル化が加速している。『誰一人として取り残さない、人にやさしいデジタル化』を目指すためにも高齢者向けのサポートを展開し、デジタルシニアを育成していきたい」

と述べています。 具体的にデジタル活用支援=携帯電話使用の手助け のことかもしれません。 が、この記事を受けて、自治会ホームページのQRコードを載せるだけでなく、コードを読む方法を掲示などで改めてご案内しようと思いつきました。

そうして目の前に開かれたwebページに、自治会の文化展の報告や写真などが掲載されていれば、自治会活動や会員の作品が認知され、関心を呼び起こすかもしれません。

もちろん、会員以外の「この地域はどんなところ?」を知りたい人々や、私のように他の自治会や地域活動に関心がある人にも、情報は開かれています。 

自治会という古くから続く組織、それがこれからも続いていく組織であれば、もう限定的な住民間に閉ざされたものではなく、時代の変化を享受し、風通しの良い開かれたコミュニティへと徐々に変化していくことが自然です。  

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