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【R3.6.7】埋もれていた開成町の地域支えあいサービス

続き前に・・・以前、話題になったGoToEat は、シレッと年末まで利用可能期間が再延長されていましたね。 南足柄の道の駅でも利用可能なので、2,3回そこで使いました^^

さて前回のつづきです。 開成町は、「地域共生」「自助共助の支えあい活動」「支え合い活動コーディネーター人材の設置」と国が打ち出したことを受けて、各自治会に支え合いグループ発足を打診しました。 しかしその前から、地域お助け隊と全く同じ理念・目的をもつ「ちょこボラ」というサービスがありました。 (いつからあったのかは、未確認です。)

しかし、その存在を 「町にはこういう物があるが、不十分なのでそちらの自治会がある地域でも・・・」と断るわけでもなく、誰も言わない・知らない状態でした。 

もともと社協にあった支えあいサービス「ちょこボラ」

「ちょこボラ」(「ちょっとしたボランティア」の略)という名前のサービスで、画像↑のとおり、「家庭の中のちょっとした不便を助けてほしい」「お互い様精神で」という理念のもと、ご近所からボランティアが助けてくれますよ、というサービスです。 

前述した「お互いさまネット中家村」などと全く同じ主張です。 違いは主に以下2点です。

①「ちょこボラ」は、住民同士が組織を立ち上げて運営や会計を担う必要がなく、社協が中心となって運営(助けてほしい人の連絡を受け、内容に合う助ける側の人(登録者)に連絡)すること。

②地域に関係なく、開成町民の誰もが依頼・登録できること です。

中家村の例などは、本当に住民同士の絆を強め、愛郷心を育む相乗効果があり素晴らしいと思います。 それはそれで、可能ならば在るに越したことはないと思います。

ただ前回に書いた、地域差に対する不満が上がる可能性が考えられます。 さらに、「お願いしたいけど、ご近所の人より、少し離れたところの人がいい。近すぎて頼みづらい」 という声が実際にあります。

確かに、ご近所づき合いに敏感な方は、気になる場合があるかもしれません。 「ちょこボラ」は、そんな点も解決できそうです。 どちらもあったら、より手厚くて安心です。


良い既存サービスがあるのだから、周知する努力をするよう社協に伝えました。


昨年伝えたところ、今年の4月に画像↑を含む1枚ページに特集されて、広報「社協だよりかいせい」に掲載されました。社協だよりかいせい No.200【4/26発行】|開成町社会福祉協議会 (kaiseishakyo.jp)

町民全体向けのサービスですが、助ける側の登録者数は、一自治会の中家村のグループの約40名を下回る人数でした。 利用例も聞きました。 自然消滅させる目論みでないならば、繰り返し周知する努力が必要かと思います。 

私が社会福祉協議会が何に取り組んでいるか調べ「ちょこボラ」を見つけたのは、一つは前述しましたが、社協が、国が自治(市区町村)に求めるのと全く同じように、各自治に支えあい活動の発足や、地域交流場所の設置を打診してきたことに反発したからです。 

国は自治体に具体的な取組みを求めているのです。 国のホームページを見れば分かります。 自治ではなく、自治レベルで取り組む事例が複数、紹介されています。 (中家村のように自治会レベルで取り組むケースは、開成町のように自治体が紹介しています)

もう一つの調べた理由は、コロナ禍で孤立してしまう人が、見えないけれど増えているのでは・・・という危機感です。

孤立している人がいるだろうから・・・と、社協ホームページで見つけた情報をプリントアウトして回覧しました。 とても小さい文字ですから、あまり意味が無かったかもしれません。

開成町生活支援体制整備事業(地域支えあい活動)|開成町社会福祉協議会 (kaiseishakyo.jp) 見つけにくいです。

もちろん社協は、地域助け合い活動だけでなく他にも様々な福祉サービスを提供しています。 福祉はお年寄りだけのものではありませんから、サービスは多岐に渡っています。 

開成町の中で社会福祉協議会の建物は中心地にあり、多くの行事も行われる施設ですから、住民にとって身近で親しみやすい機関です。

情報過多な時代ではありますが、せっかくの良いサービスが、必要な人に届くように。既存のものはしっかり改善して活かしていくようにして頂きたいです。

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