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青森ひとり旅 酸ヶ湯温泉旅館へ宿泊

こんにちは。

前回↓



酸ヶ湯温泉へ向かいます。

酸ヶ湯温泉。
青森を代表する温泉の一つです。温泉に興味なくとも名称は聞いたことがあるのではないでしょうか。
八甲田山の麓にある温泉で、市街からのアクセスは意外にも良く、車で1時間弱くらい。国道沿いにあるので道も複雑ではありません。

活気溢れる雰囲気。
旅館部と湯治部に分かれていて、私は湯治部に泊まります。

湯治部は長い廊下をどんどん進んでいった先にあります。

圧倒的湯治感。廊下を歩くたびにギシギシと床が軋む音が鳴り、なんとも趣のある空気感。

おお。いかにも湯治って感じの部屋。
トイレ洗面は共同なので、必要最低限のものが部屋に置かれています。清潔っちゃあ清潔だけど、古さが感じられるお部屋です。
でもいいの。目的は温泉なので、こんなに広いお部屋で寝れるだけで最高です。

館内にはねぶたが展示されています
休憩室もオシャレ~

さっそく、お風呂へ向かいます。
お風呂はふたつあって、有名な千人風呂と玉の湯という小浴場があります。
はじめは、千人風呂へ。

HPより

おお。これが有名な千人風呂。
160畳の浴室は、柱がなくて、木造の建物はテンションの上がる雰囲気です。
源泉がいくつかあるのですが、泉質はすべて酸性・硫黄泉。優れた温泉地として「国民保養温泉地」の第一号に指定されています。
温度で浴槽が分かれているのですが、それほど熱くもなく入りやすかった。酸性でも、肌がピりつくほどではないので、安心です。
私が一番好きな泉質は単純温泉なのですが、やっぱりテンション爆上がりするのは硫黄泉。白く濁った温泉に浸かると、温泉に入っている感がして良いですね。

で、この千人風呂は混浴なのですが、湯浴み着OK。男性の私も一応湯浴み着を履いて入浴しましたが、他の人たちはみんな湯浴み着なし。てか、女性がほとんどいませんでした。なので、湯浴み着を着用した私は若干のアウェイ感。私は性別関係なく温泉にどんどん入ってほしいので、混浴はそれほど好きじゃありませんが、女性専用時間がしっかりと設けられています。

道の駅で買ったおやつを食べて、しばし休憩。
温泉に入ったからか、眠気が押し寄せて少しばかり昼寝。

夜ご飯の時間になったので、会場へ向かいます。

湯治プランと旅館部のプランとで食事の内容が異なりますが、もう全然満足。すごく美味しかった。
とくにお味噌汁のような汁物がやさしい味わいで具材たっぷりで本当に美味しい。モチロンおかわり。
お魚とかもあって湯治部ながら贅沢でした。

食事後、しばし休憩してから、もう一つの浴場へ。

HPより

メッチャ好き。こぢんまりしていて、大人4人くらいでいっぱいになる湯船が一つ。千人風呂にはカランがありませんが、こちらにはシャワーもシャンプーもあります。
私はこっちのほうが好き。人も少ないし、湯船が小さいから温泉の鮮度も抜群。とても良き。

夜の湯治部はタイムスリップしたかのような雰囲気で、写真撮るのが上手い人が撮ったら、ものすごくノスタルジー溢れる写真になるのでは。
廊下を歩く音は部屋に響くので、そろりそろりと歩きます。

22:30頃に、千人風呂へ向かうと、手前にある湯船がお湯の張替え中でした。そのためか、私以外に人はおらず、あの広い空間をひとりで堪能できました。
しっかりと温泉の成分を身体に浸透させてから、就寝です。

朝ご飯

朝ご飯を食べたあとは、小さい方のお風呂へ。
ここで最後の酸ヶ湯温泉を堪能して、午前10時にチェックアウト。


霧がすごい。運転したくないのですが……。
といっても、せっかく八甲田山の麓まで来たのだから、近くにある温泉にも入りに行きます。
そう、超有名な谷地温泉と蔦温泉です。


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