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🔰症状別漢方(歯) 歯が痛い

歯ブラシにはいろいろ気を
使って選んでいる方だと思う。

やわらかめ、ふつう、かため
コンパクトヘッドや力の入れ過ぎを
音で知らせてくれるものや、
果ては電動歯ブラシまで買みた。

なぜそこまでするのかと言うと、
幼少期から歯が弱く、大きな
手術も経験したことがあるから
ではないかと思っている。

最近、すごくいい歯ブラシを
見つけたので、また機会が
あれば紹介したいです。

今日は歯の話。

歯が痛む原因のほとんどが

虫歯です。

虫歯のことを東洋医学では、
歯齲(ししく)といいます。
齲とはむしばむという意味です。

食べ過ぎ、とくに甘いものや
辛いもの、冷たいものの摂りすぎ
を原因と考えています。

そして歯痛は、胃中にたまった
湿熱が、歯にまで伝わり
そこに風寒、または
冷たいものがあたり
起こると考えている点が、
東洋医学の特徴といえます。

また、歯は「腎」の管理下に
ありますから、年をとって
腎虚になると歯も自然に
もろくなります。

高齢者の歯痛は、
老化現象の一つとして
とらえる場合がおおいので、
全身症状がポイントになります。

歯痛を鎮める漢方薬は、
一応ありますが、いったん虫歯
や歯槽膿漏になると、根治の
方法は歯科で治療するのが
ベストだと思います。

あくまでも漢方薬は
補完として症状を和らげる
ものと考えてください。

歯は骨の仲間なので

骨を管理している「腎」が、
歯全体をも司っています。

しかし、上下前後など細かく
分けて見てみると、各々が
属している経絡が異なって
いるので、痛む歯がある場合
それがどの経絡に属しているかを
判断して治療すると良いでしょう。

あくまでも痛みを和らげたり、
そのほかの付随する症状を
緩和させるのが目的ですので
歯科にかかりながら、補完的に
行ってください。


虫歯による歯痛を鎮める

ニンニクは昔から、かぜ、解熱、
喘息、食中毒、下痢、貧血、
利尿、心臓病、皮膚病、歯痛、
神経痛などの治療に幅広く
用いられてきた。

この万能薬とも言えるニンニク
の効能は、主に新陳代謝を
促進させるスコルジニンが
ニンニク内に多量に含有されて
いるためで、歯痛にニンニクが
用いられるるのは、
アリシンの効能を利用したもの
だと言われています。

ニンニクは、漢方でも用いられ
「大蒜」と言って利尿、去痰
健胃、駆虫剤に使われます。

歯痛を和らげる薬草

アカザ。
古くから歯痛に用いられてきたアカザ。

アカザのどういう成分が、歯痛に
効くのか、はっきりとわかって
いませんが、アカザには血液を
浄化するという緑黄素やビタミンA・C
新陳代謝を活発化するミネラル、動脈硬化
を予防するリノール酸、カリウムなどが
含まれており、これらが混ざり合って
特殊な効能を作り出しているようです。

【用法】
アカザの生薬の汁をとり、
脱脂綿かガーゼに含ませて、
痛む歯で噛み締めます。

また、陰干ししたアカザの茎
葉を濃く煎じ、口に含んでも
良いでしょう。

アカザは空き地などに自生する
雑草です。春先の若葉は赤紫色で
夏には草丈が1.5m以上にもなります。

使用する前によく洗ってから
使いましょう。

体力がある人の漢方薬

体力が普通の人の漢方薬


体力がない人の漢方薬

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🦓 にんじん堂🥕笑顔の漢方note.ch
漢方の奥深い世界に触れたことで、ますます興味が湧いていることと思います。漢方には、体質改善や健康維持に役立つ素晴らしい効果があります。ぜひ、漢方を学び続け、自身や周りの人々の健康に役立てていただければ幸いです。 今後とも、🦓シロ/漢方相談薬局にご期待ください。