🔰症状別漢方(胃腸)便秘になる
「マイキンソー」をご存知でしょうか?
検便の要領で採取した便から、
腸内細菌の種類や状態を見て
そのかたの体質や、将来起こりやすい
疾病や予防法が分かるという
検査システムです。
1年に1回くらいの割合で、
検査するのが好ましく、
今行っている、健康に対しての
取り組み方の効果もわかってくる。
1回¥19800- で信じられないほどの量の
あなたの体の情報がわかります。
大便は「大きな便り」
体からのサインやシグナルなんです。
大きな便りから,将来のあなたの健康を占って
あらかじめ予防をすることが大切です。
人それぞれに体質が異なるように,
人それぞれに,対策も異なります。
さて,今日は便秘のお話。
便秘になる原因はいくつかあります。
薬に頼る前に,
運動不足になっていないか,
アンバランスな食事をしていないかを
チェックしましょう。
漢方薬が適している便秘は、
胃腸自体に異常がある場合(例えば、胃腸狭窄症)以外の、
常習便秘です。
適する漢方薬を選ぶには、
まず陽症か陰症かにわけ、
さらに実証か虚証かを
見極めます。
陽証は、腹部がかたく張り
のどが渇き、舌苔が厚く乾燥して
います。
陽証の便秘は、現代医学でいう
弛緩性便秘(腸の動きが鈍くなったことによる便秘)
に相当し、下剤の適応症です。
陰症は腹部が張っていても
やわらかく、のどは渇きません。
舌苔は薄く湿っていて、
便はウサギのふんのように
コロコロしたものです。
これは、現代医学でいう痙攣性便秘
(腸の動きが強すぎることによる便秘)
に相当します。
この場合に下剤を使うと
腹痛や下痢をおこします。
体力がある人の漢方薬
体力が普通の人の漢方薬
体力がない人の漢方薬
穏やかな緩下作用アロエ
便秘のほか、皮膚病や胃腸疾患に
幅広く効き目を表すため、別名医者いらず
とも呼ばれるアロエ。
アロエが効くのは、緩下作用のある
アンスラキノンの諸成分がアロエに
豊富なためです。
妊娠・生理中の人は用いないでください。
胃弱の人は量を少ない目に
エビスグサの種子(ハブ茶)
エビスグサの種子は、ハブ茶と
言われ、便秘に大変効き目があります。
この効果は、緩下作用のある
アンスラキノンの諸成分
(クリンソファのーるなどが)
エビスグサに豊富に含まれているからです。
漢方ではエビスグサの種子を
「決明子(ケツメイシ)」といって
消炎、緩下、強壮剤に使います。