とあるところでダメージを負った話

最近、とあるところでルールを破っている人がいた。
私は「あの人、そのルールに気づいてないのかな?」と思った。
だから声をかけた。「それ、今日は禁止だよ。」と。
すると、その人は、「うん。知ってる。大丈夫。」と言葉を返した。
私は、「????」面食らった。次の言葉を失った。
「私が言うことじゃなかったかな?」「言わなきゃよかったかな?」
そんな言葉が私の頭の中をめぐり、嫌な気分に支配された。

私は、「あ、そうなの?気づいてなかった。」そんな言葉を期待したんだ。
まさか、「うん、知ってる。」と言われるなんて、まさか、その人がルール違反だと知った上で行動しているなんて思ってもみなかった。
自分の思い通りの反応じゃないことに傷ついて、ダメージを負ったんだ。

私が考えたり、行動したりしたことは、私の責任の範疇だけど、それを受けて相手がどんなよう反応や行動をするかは、相手の責任なんだと、頭の中では分かってはいた。
だけど、その嫌な気分から、ダメージから回復するのは簡単なことではなかった。

結局、その人の存在を私の中から消してしまおうと思った。
私の知り合いにそんな人はいない。
気分の悪くなるやりとりなどなかった。
その人とは、今後、挨拶以上の言葉を交わすことはない。
私は、もうこれ以上、ダメージを負わない。
私は、そう決めた。

これが、いい解決策なのかどうかは疑問だけど。

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