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ベトナム人犯罪の温床。違法ギャンブルの現場に迫る

昔は日本在住のベトナム人の犯罪としては、窃盗や万引きといったイメージだったのですが、ここ最近はベトナム人同士の刺傷事件や監禁事件など、犯罪が凶悪化しています。
その原因となっていることで多いのが、実はギャンブルです。ベトナムでは日本の宝くじ近いロデという賭博や、丁半博打に近いソックディアといった博打が昔からありまして、それを使って胴元が仕切って金を稼ぐ、というやり方です。
そこで、実際にギャンブルの胴元をしていたという男性から、その手口について取材をしてみました。

その内容については動画を見てもらえればと思いますが、予想以上だったのが、そのレートの高さです。
そして、負けがこんでいくと、どんどんレートを高くして泥沼にはまっていくという手法は、まさに時代劇でよく見る賭場の様子に近いと思います。

日本に働きに来る外国人は貧乏でレジャーをするお金などない、というのは少し昔の話で、今は技能実習生でも2年目などになれば、もう借金も返し終わって、それなりの貯金ができるようにもなりますし、3年目以上になれば、USJに行ったり(ベトナム人が一番好きなレジャースポットはUSJですね。逆にディズニーランドはあまり聞かないです)、かなりレジャーに使えるお金も持てるようになります。
ただ、その子たちの遊ぶレジャーが少ない、ということもあって、それが、ギャンブルにはまるベトナム人を多く輩出していることに繋がっているのかな、とも感じます。
動画内でパチンコはやらないのか?と聞いていますが、それは違法ギャンブルにはまるぐらいであれば、日本のレートの低くて遊戯性の高いギャンブルにはまったほうがはるかにましだと思ったからです。これから、そういう子たちを指導、管理していく立場の人間は、日本でのレジャーということをもっと教えてあげるべきだと思います。

それは、その子たちのため、というのもありますが、日本経済のため、ということにも置き換えることができます。外国人労働者をコストとして捉える方が多いのは事実です。ただ、その方々は人間なので必ず消費をします。その消費マインドを母国にお金を送る、ではなく、日本での消費に使ってもらう方策を立てたほうが、日本経済にとってはプラスに働きます。

ベトナム人の凶悪犯罪が続くと、ベトナム人は日本に入ってきてほしくない、というマインドに繋がります。実際に、ベトナム人が中国を抜いて犯罪検挙数1位になった頃から、ベトナム人はやめておきましょう、という話が出てきているのも事実です。
ベトナムを愛してやまない者として、そういう風潮に歯止めをかけるべく、これからも活動をしていきたいと思います。

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