29歳。日常が現実感を遠ざけているのかもしれない。
1人暮らしは、8年目に突入した。
かなり頑張れば今の勤務場所へは実家からも通える距離。
7年目までは終電帰りが多々ある生活だったので、都内に住むことには違和感がなかった。
少し落ち着いた今、自宅に帰るととても充実した時間を過ごす。
充実といっても誰かとディナー、ジム通いなどではない。
私の充実とは「自分の好きなペースで。」がベースにある。
誰のことも気にかけず「好き」に没頭できる時間だ。
平日はそんな日常を過ごしている。
そして、たまに週末には実家に帰る。
ふとこちらの方が現実感を感じる。
愛犬に両親に祖母。
大好きな家族のこととなると心配ばかりしている気がする。
醤油をかけすぎる父を見て注意したり。
1人自転車で休日を楽しむ母には事故気をつけてよ!と投げかけたり。
1人暮らしの祖母にはクロスワードやオススメの漫画を渡したりする。
愛犬が少し太った気がして心配にもなる。
本人たちからしたら「気にせんでいい!」と言われてしまうだろう。
大きなお世話、ありがた迷惑かもしれない。
むしろ自分の将来の心配をせい!と言われてしまうだろう笑
1週間のうち5日間は楽しく自分のペースで我儘に過ごさせてもらってる。
週末実家に帰った今。
都内にいる平日がどれだけ現実離れした日々なのかを実感している。