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キモチの本棚

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日常を包み隠さず純粋に。感じたことを書き続けています。
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#会社

28歳、仕事と恋愛 矛盾のおはなし。

「仕事も恋愛もどっちも手に入れることはできる!」 社会人1年目、会社の大先輩から言われたのをよく思い出します。 テレビ番組制作6年。 スカイツリーの1番高い場所にはカメラを持って登りました。 憧れていたあのテレビ局の廊下もたくさん歩きました。 憧れていたディレクターも経験できました。 これから先こんな濃すぎる6年はきっとありません。 忙しくても魅力的な仕事でした。 ただ私には「仕事も恋愛も手に入れる」ことは難しかったのです。 仕事もしたいし恋愛も充実させたい「矛盾」。

28歳。一瞬人になりました。

「今しか頑張れない。」 20代前半はそう言われてきた。 これは、体力的なはなし。 さぁ今は? 「今しかできない。」 20代後半の今はそう言われる。 これは、結婚や家族ができた想定のはなし。 この「今しか搾取」に私は惑わされる。 じゃあ「やりたいこと」を考えてみよう。 ・旅行 ・両親と過ごす ・大切な人と過ごす ・文章を書く ・家の掃除 なんてことない圧倒的平和主義。 では「今やってること」はどうだろう。 ・深夜まで仕事 ・新しい事業 ・少しイレギュラーな働き方

28歳。扱われ方の断捨離。

愛嬌。 これは何歳まで通用するのだろう。 私は、1人っ子で 可愛がられていたタイプだった。 仲が良い子はみんなしっかりしている。 世話を焼かれる側の人生だ。 そして、今。 会社には若手しかいない。 活躍している世代は2年目。 半年前、 私は今の会社に転職してきた。 若手ばかりだからこそ、 みんなを引っ張らなきゃとばかり思っていた。 しかし、今は想定とは真逆。 今までの人生通り引っ張られている。 あぁやっぱりな。と思う。 6つ年下の子に 「かわいい」なんて言われるこ

28歳。一点集中型。

一緒にいたい。 好き。 離れるとなんか不安。 離れると寂しい。 学生時代はここにひたむきになれた。 好きだから会う。 寂しいから会う。 電車で2時間の東京に通い続けたり、 テレビディレクターの彼を 朝4時までバーで待ちぼうけたり。 ...いや、この行動はおかしい。 でも、今より純粋で素直で 真っ直ぐに好きで熱狂していた。 あの時は、 悩みがないのが悩みだった。 今流行りの(もう古いか) 全集中ができていた。 仕事を始めると、仕事が中心の生活。 仕事の悩みが発生

28歳。自分の居場所を歓迎できてるか。

居場所の選択。 今は自由にできる。できすぎる。 1日の大半を過ごす職場も 責任を持った働き方は必要だが、 合わなければ転職をすることは容易。 休日も友達と過ごすのか、 恋人と過ごすのか1人で過ごすのか、 選択ができる。 なんて満たされていて 幸せなことなんだろうか。 でも、 この居場所が本当の自分が求める場所なのか いまだに不明確。 1つだけ私の居場所と言える場所。 実家と友達。 そこは揺るぎがない。 大学の頃が、 誰もが1番「楽しかった」と話す。 小さい頃大

28歳。一目置かれる人の特徴。

私が評価されたときっていつなんだろう。 と、考えるようになったのは「成果」「評価」を重んじる小さな組織にいるからだと思う。 誰かと比べられるのは誰でも嫌だろう。 私は何よりそれがストレスに感じてしまう。 ただ今の環境下では、 それを避けることは難しい。 評価されたと感じたこと。 パッと頭に浮かぶものが1つあった。 AD時代、寝ずに働き続けたとき。 いや、これは昭和すぎるし賢くない。 と、誰もが思うだろう。 しかし、これが私の中の常識だった。 つくづく新卒で入る会社

28歳。会話を頑張らない。

「場をつなごうとしなそうですよね!」 何の嫌味もなく純粋な眼差しでそんなことを言われた。 「お客さんに対しての会話は気遣いますよ!」と 即座に全力で否定をした私だが、図星だった。 これは決して私の中ではネガには捉えていない。 きっとその発言をした人も悪い捉え方ではないはず。 と、ポジティブに考えておこうと思う。 私は会話を頑張らない。 もちろん必要な時にはしっかり予習もして会話が途切れないよう その場に成果を残せるよう発言をする場面もある。 ただ私は、相手への気遣い