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季節別ファンデーション選び方のポイント(春・夏編)

季節によって、肌の状態は変化します。肌のコンディションに合わせたファンデーション選ぶことで、1年を通して美しい肌をキープすることができます。春夏の肌は、汗や皮脂の分泌で化粧が崩れやすくなり、秋冬は乾燥が気になるのが一般的です。まずは、季節の肌の特徴に合わせ、弱点をカバーできる基本的な選び方をご紹介します。

紫外線は大敵!春・夏のファンデーションの選び方


春夏は気温が上昇し紫外線が増える時期です。肌は汗によるべたつきだけでなく、皮脂の分泌で水分のバランスも損なわれます。そんな肌の状態にマッチする春・夏のファンデーションの選び方のポイントを見ていきましょう。

春・夏のファンデーションの選び方・保湿力の高いものを選ぶ ・UV対策のできるものを選ぶ ・油分の少ないものを選ぶ

保湿力の高いものを選ぶ

夏は汗をかくので肌が潤っているように感じやすいですが、実はエアコンなどの環境下で逆に乾燥しやすくなっています。また、汗をかいて皮脂が分泌されると、化粧崩れの原因にも。そこでファンデーションはヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、プラセンタといった保湿成分配合のものを選び、水分を補ってあげましょう。

UV対策のできるものを選ぶ

春夏にかけて注意が必要なのが紫外線。特にブルーベースと言われるメラニン色素が少なく、血管が浮きがちな人は、紫外線のダメージを受けやすく肌が赤くなります。肌荒れの原因である「紫外線B波」の吸収を防ぐ「SPF」の値をチェックし、シーンに合わせて選びましょう。また真皮層まで届き、ハリの低下の原因となる「UV-A」にも注意が必要です。「UV-A」をカットする成分が配合されたファンデーションで対策しましょう。「UV-A」カットの度合いはPA値の高いものほど効果がありますので、合わせてチェックしておきましょう。


日常生活(散歩・買い物)SPF10~20 PA+~++
屋外で軽いスポーツ やレジャーなど SPF20~30 PA+++
日差しの強い屋外で 1日過ごす SPF30~ PA++++

数値が高ければ高いほど、良いというわけではありません。高い数値のものは、敏感肌に負担になる場合もあります。状況や肌質によって適切な値を選ぶようにしましょう。

油分の少ないものを選ぶ

また、夏のファンデーション選びは、皮脂対策がポイントです。乾燥肌だからといって油分の多いものは、かえって化粧崩れの原因になります。夏は水分ベースや、肌の皮脂を吸着するオイルコントロール効果のあるファンデーションを選びましょう。
※通販で購入の際も油分に考慮した商品選びが重要。

肌質別!春・夏におすすめのファンデーションは?


選び方のポイントが分かったところで、では実際にどのような種類のファンデーションを選べばよいのでしょうか。自分の肌質に適当なファンデーションを選ぶのに、悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?ここでは季節の肌タイプ別で、ファンデーションの選び方をご紹介します。

肌タイプで見る春・夏におすすめのファンデーション

肌のタイプおすすめポイント
■乾燥肌リキッドタイプ・・・
水分配合が多いリキットタイプは夏でも乾燥しがちな お肌の潤いを保つのに効果的。とくにエアコンの影響で 肌が乾燥しやすくなるため、保湿対策はしっかりと。
■敏感肌パウダータイプ・・・
パウダータイプの軽いベールでお肌を包み、肌への 刺激が少ないもので乾燥を防止するのがポイント。
■脂質肌パウダータイプ・・・
パウダーで余分な皮脂を吸収することで、通気性のよい肌状態を保つと効果的。 肌表面がベールで被われ、乾燥を防ぐのに有効的です。
■混合肌パウダータイプ・リキッドタイプ・・・
皮脂量が多くなりがちな鼻やおでこなど部分的に パウダーを使用し、乾燥しがちな目元や口元は リキッドタイプを使いバランスを取りましょう。
■汗っかき・・・
リキッドタイプ汗をかいた状態でメイクをせず、洗顔後に収れん効果のある基礎化粧品で肌のキメを整えてからメイクを 始めましょう。リキットタイプは肌に密着性があり、 ファンデーションのよれが防止できます。

春・夏メイクが崩れる原因

春夏にメイクが崩れる原因は、大きく分けて3つあります。
・汗
・皮脂の過剰分泌
・乾燥
化粧崩れが起こる原因は、ファンデーションの成分にあります。粉と油が主要成分であるファンデーションは、汗によって粉体を流し、皮脂が油分を分解してしまうため化粧がよれてしまいます。また、エアコン環境にいよって肌が乾燥するとバリア機能が低下し、ターンオーバーにも影響を与えます。これによって慢性的な乾燥肌にもなりかねません。健康的な肌を保つために、夏の保湿は重要なのです。

夏に使えるテクニック

化粧下地を使う

春・夏の汗ばむ時期はファンデーション崩れを防ぐために、化粧下地を活用しましょう。皮脂吸収パウダーなどが配合された収れん効果のある下地は、お肌のコンディションを整え、ファンデーションを長持ちさせることができます。また厚塗りを避け、適量を使うことでお肌への負担も軽くなり、ファンデーションのよれをの対策にもなります。

【化粧下地の使い方】

1.洗顔後、化粧水、乳液、美容液などでしっかり保湿する 日焼けやエアコンでダメージを受けた肌はバリア機能が低下しています。ファンデーション前の化粧水や乳液、保湿をしっかりと肌になじませて、キメを整えることが大切です。 ※日焼け止めを使用する場合は、化粧下地前に取り入れましょう。↓2.化粧下地を塗り余分な油分を取り除く 下地を手で顔にのせたら、スポンジで軽くたたくようにして薄く伸ばします。下地は厚塗りせず、肌にベールをかけるような意識でなじませることがポイント。 ↓3下地が乾くまで待つ 下地を全体に伸ばしたら、ファンデーションをすぐに重ね塗りせず、自然になじむまで時間を置きましょう。手早く済ませる時は、ティッシュで余分な水分を軽く抑えると、ファンデーションの付きがよくなります。

汗をかかないようにする

ファンデーションを付けた後は、できるだけ汗をかくのを抑えたいものです。最近では発汗作用を抑えるツボ押しの効果の「汗止め帯」という商品もあり、皮脂分泌の抑制に役立ちます。ただし上半身の発汗が抑制されると下半身に集中するため使用時には注意しましょう。

皮脂はティッシュオフで

余分な皮脂はティッシュで軽く押さえるようにしましょう。脂取り紙などを使う場合は、保湿に必要な油分まで奪わないように注意が必要です。

季節ごとに正しいファンデーションを選んで化粧崩しない美しい自分を手に入れよう!

化粧崩れを防止するには、季節の肌の状況に合ったファンデーションを選ぶことが大切です。春・夏は汗や皮脂対策に有効な収れん性に優れた下地を活用したり、保湿対策したりすることでエアコンによる肌の乾燥も防ぎ、ファンデーションの持ちが良くなります。空気が乾燥する秋・冬は、しっかりとした保湿を心がけましょう。また肌のお手入れは、自分の肌質やコンディションに合わせた対策を行うことが重要。季節や肌タイプにあったファンデーション選び、化粧崩れ知らずのツヤ肌メイクを実現しましょう。

次回もお楽しみに。


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