恐怖!あなたもやってない?会話泥棒
会話泥棒って、知ってる??
人の会話に入ってきて、
「それ知ってるー!私もこの前〇〇があって〜」
「私もそれ持ってるよ!それでさ〜」
という感じで、何でも自分の話にしちゃう
妖怪なんだけど。
これ、基本的に全員の心の中に住んでると思う。
ただ、人前に出てくるか出てこないかは
個体差があって、
よく出没するタイプと、自制できるタイプが
いるみたい。
会話泥棒を無意識でやっちゃうと、相手が本当に
いたたまれない気持ちになるし、一緒にいて
楽しくないな〜って感じになっちゃう。
今回は、会話泥棒について解説して、
対策法もお伝えしてみるね。
会話泥棒の心理
まず、会話泥棒って、会話を盗もうとして
やっているわけじゃないことが多いと思う。
どう言うことかと言うと、
別に本人に悪気はないってこと。
ただただ会話泥棒の妖怪が心の中から出てきて
「私もしゃべりたーい」って暴れてる感じかな。
会話泥棒する人は、相手の気持ちよりも
自分の気持ちを大きめに捉えていることが
多いかもしれない。
言葉を悪くすると、あなたがこれから話す話を
最後まで聞くより、私が先にしゃべりたい!
って感じ。
特に自分が話の中心にいたいタイプに多いと思うよ。
会話泥棒のデメリット
まずは、端的に言うと、嫌われる。(笑)
普通に考えて、人って自分に1番興味があるよね。
自分の話をしてる時が1番楽しいし。
相手に興味を持っているようで
「相手からどう思われてるか?」を気にしている場合は
自分にベクトルが向いてるわけだしね。
そんな中で、会話泥棒をされた場合はどーなるかな?
例えば、あなたが
ある本を読んだことを相手に話そうとしているとする。
本を読んだ感想かもしれないし、本を読んで
思い付いた考察かもしれない。
そこで、「最近、〇〇って本を読んで…」と
話したら、相手が
「その本知ってるー!私も読んだよ!
Aさんから薦められたんだけど〜」と
感想を話し始めたら、どうかな?
すーーーーごい、不完全燃焼じゃない?
例えるなら、美味しいケーキを目の前にして
生クリームだけ舐めたけどケーキ本体は
取り上げられた感じ。
だって、話したかったのって、
「本を読んだ」という事実じゃなくて、
「それを読んだ後の話」だから。
1番大事なところを取られちゃったってことだよね。
こんな感じで相手がモヤモヤした気持ちを抱きやすい。
後もう一つ、悲しい話なんだけど、
なんの話をしてても「私も私も!それで〜」と
自分の話にすり替えられると、
「あーはいはい、また自分の話ね」と相手がうんざり
しちゃう。
人の話だけ一方的に聞きたい人って、少ないからね。
そーゆーわけで、会話泥棒は相手にとって失礼に
なるし、気持ちよく会話ができない。
ただ、会話泥棒妖怪はみんなの心の中にいるから、
この記事をよんで
「え、待って…やっちゃってるかも…」となっても
落ち込みすぎないで!
自覚があるのは、気付けてるってことだから
伸びしろだらけだよ♪
対処法
まずは、相手が話している時は最後まで聞くこと。
シンプルだけど意外と難しい。
相槌は打たないといけないわけだからね。
そして、会話泥棒の存在を頭の片隅に
置いておくこと。
自分がもしかして会話泥棒しちゃってないかな?と
思っているだけでも、不意にやってしまった時に
「はっ!待って、今…会話盗んだ!!!」と
気づけるよ。
もし、その場で気付けたら
「ごめん、話の途中だったよね」と相手に
返してあげるといいと思う。
結局、話していて楽しい人って、
自分の話もしつつ、相手のこともうまく引き出せる人
だと思う。
話下手であれば、相手が話しやすいように相槌を
うってあげたり、
話すのが好きであれば、自分の話題ばっかりに
ならないように バランスを考えて
会話をすることがオススメ。
少しコツを押さえれば、人との会話に困ることが
なくなるし、「また話したいな」って思ってもらえる
と思うよ♪
わたしも、昔はめちゃくちゃ会話泥棒だった。
もう、妖怪が本体かな?レベルで人の話に
割り込んでた。(笑)
でも、会話泥棒の存在を知って、
「これは今まで自分ばかり楽しく話して
相手のことを考えられていなかったのでは?」と
気づいた。
それからは、相手の話を取らないように
できるだけ意識しているよ!
これって、性格じゃなくてあくまでも癖みたいな
ものだから、意識したら必ずなおせる。
気持ちよく会話をするために、心の中の会話泥棒を
コントロールしていきたいね。