千葉市美術館 鳥文斎栄之展最終日滑り込みセーフ⊂(・∀・)⊃🌟!!
巷で話題の展覧会だったので、行かんとなーと悠長に構えてたら、あっという間に最終日になってしまってたので慌てて馳せ参じた。
いやぁ、さいこうによかった🌟!!
こんなにじっくり浮世絵版画鑑賞したのって、数年前に馬込の方で見た川瀬巴水以来だわ。
武家出身という異色の出の浮世絵師だった鳥文斎栄之。
でもそのステイタスやセンスや財力(絵の具💴お高いそうだし)をアドバンテージにして絵筆をふるって、当時は大人気の絵師だったみたいなのがうかがえる粒揃いの作品の数々が展示されてた。
展示入れ替えあったらしいから前期も行けばよかった(。>ω<。)。
図録と実物じゃ胸にくる感動が全然違うもの。
鳥文斎栄之は、絵師としてデビューしたての頃から花形の大判錦絵任されたらしい。
説明では身分が高いから上客狙えるからとかあったけど、それいがいにも、彼自身の絵師としてのセンスが優れてたから大抜擢されてたんだと思う。
もう、構図が素晴らしい!!
上の美術手帳に載っている浅草寺絵馬堂のやつとか!!
大判錦絵3枚綴りの作品で、艶やかに着物をこなした複数女性がそれぞれ視線をおもいおもいの方角に投げてポーズをとっている。
VOGUEとかのハイブランドファッション雑誌めくると、最初の方はグッチとかガッバーナとかのスタイリッシュなファッションフォトが見開きにバーンと載ってるのを思い出した。
浮世絵も当時の最先端の流行を紹介する目的あったらしいから、VOGUEに通じるのも頷けるわ❤
隅田川船遊びの錦絵もやっぱり複数の着飾った女性がいろんなポーズ決めてて構図ばっちしキメてるから、観てて飽きない。
以前上野で、クラーナハ展観たときも、構図決まっててオサレで、カッコイイ~🌟て思ったけど、おんなじ感じだわ❤
もし鳥文斎栄之が今の時代に異世界転生したらきっとニュートンとかウォーホールみたいな売れっこファッションフォトグラファーになってたと思う。
二時間ぐらいたっぷり展示堪能したった~(・∀・)🌟
美術館も、ミュージアムショップも素敵だった。
カフェのコーヒー☕も美味しかった❤
またなんか面白そうな展覧会あったら再訪しなくちゃだわしっ(゜∀゜)!!