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a noisy room diary❆*(6)
『Time is a white feather』
子供の頃、見上げた青空を憶えていますか?
暗い古い家の窓から見上げた真っ青な冬の青空ですよ。
祖母は幼い私の隣りで縫物を飽きもせず続けていた。 冬の青空からはひとひらの真っ白い雪が落ちてくる。
ひらひら…と。さらさら…と。きらきら…と。
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*°✴
現在、窓の向こう側、私は昼の精神科南病棟から空を見上げているよ。ねえ、昔のあの時みたいだよね。
今朝(午前6:00かな…)、私がその白いものが雪だと気がついたのは、今、今、今、約6時間後の14:00の今。
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❅*
ああ…あれは雪でしたか…。
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地上へと辿り着くまでの、
あの白い羽根の沈黙がまさか雪だったとはね。きれいだね。白く真っ白に透き通った雪の結晶。
もう…こちらは雪の季節だったのですね。寒いわけだ。
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あの日見えた青空と真っ白い雪とぽっかりと開いた私の眼と…あとは…。←これは幻視だから言いたくない。
あたたかくしてね、あたたかくしてね。やっぱり寒いのは好きになれない。だから、あたたかくしているんだよ。私のタイセツな人達よ。
あのね精神科南病棟は常にあたたかいので私の心配は必要ありません。ついでにエアロバイクもあるので朝昼夕と、ほぼ毎日20分ペダルをこいでおります。ちょっぴり汗までかいてますわ♪←退院へむけての体力作り。←青空見上げながら自転車こいでます。←青空妄想しながらね…。
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つづく