a noisy room diary♤*°(その後のね、La❀last21)
退院後、久しぶりにタバコを吸って倒れて骨折してから(完治したはずだが)、左腕があまり上がらなくなってしまった…。人によっては「40肩?50肩?かい?」となんて泣けることを言う方もいらっしゃる。その度、私は説明することが面倒になり無言になる。
ここは…ここはね…
この状況は、冬空のように冷たくて時には凍えて青空人生。頼む!ずっと青空でいておくれ。ストーブも準備してね。暖まりましょうか。もうタバコ吸って倒れないように…ね。
時には涼し気なそよ風をも流しておくれ。←それは爽やかなピカピカ夏空人生。
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と、ある日曜日、午前11:30、妹が山盛りナポリタンを作ってくれた。それを私がもりもり食べる。栄養をつけねばと…。少しずつだが仕事を開始した私だ。するとナポリタンのパスタだけではどうしても物足りない私は、ゴツ盛り焼きそばも食べてしまった。ああ…インスタントだよ、脂肪になるだろう…。←ヤバいって。夕飯は野菜中心にしよう。
13:00過ぎ、薬を飲む。やはり、炬燵の中でたいそう眠くなる。そして夢を見る。
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真昼の夢の中、「もういじめないよ…」と知らない誰かから飴玉をたくさん頂く。眠る私の隣には死んだはずの祖母がいてくれた。たくさんの飴玉を祖母はじっと見つめていた。飴玉を食べたいのかな?
「飴玉を食べていいよ、ねえ、おばあちゃん」。
きっと私のことを心配して会いに来たのだろうか?心配ばかりかけて、ごめんね。
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15:00過ぎ、昼寝から私は目覚めた。寝過ぎてノドが酷く乾いている。ミネラルウォーターをギョクギョク飲んでから、冷えたみかんを2個も食べる。昼寝前のナポリタンと焼きそばの大量塩分の影響だね。
その後は、ぐったりと読書をする。なんて充実しているのだろうか…。少しして豆乳とヨーグルトシェィクもぎょくぎょくと飲む。するとまた読書にど集中出来る。胃もすっきりしているからね。
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17:00過ぎ。雨なのか雪なのか、風とともに外が荒れていることがわかる。東北の冬は厳しい。熊のように長い冬眠が出来たならいいのにね。でも、私はまたムーミントロールのように目覚めてしまい、きっとまたどこかの遠くの惑星へと宇宙船を飛ばすのだろう。
そして、どこかの惑星へと着陸した私はその惑星の青空を見上げながら、こう呟くのです。
「ああ…これは桜の花びらでしたか…」と。
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気がつくと、ひとひらの桜の花びらが時間とともに静かに降り積もっていく。
降り積もる桜の花びらは、
私の心臓から生えた桜の木から降りそそいでくるのですよ。なんて不思議なのだろう。
ひらり、ひらりん…と真っ白い雪のように舞う桜の花びら達。
「…あの夢の中には桜飴玉(種)がありましたものね。ああ…あなたの心臓から桜の花が咲きましたか…」。
私のまわりには憧れの文豪達がいてくれた。
そして見事な桜の木を愛でながら、皆、精神的に病んだ文豪達なため喀血しながら酒を飲む、飲む、飲む。…ついでに私も喀血しながら酒でも飲みながら、桜を愛でましょうか。…夢でしょうか。また、どこかで逢えましょうか。
(ほんとは会いたいのです)。
了