あじもり

自分の脳内で考えていることをできるだけこの場所で言語化、文章化したい

あじもり

自分の脳内で考えていることをできるだけこの場所で言語化、文章化したい

最近の記事

生きる意味なんて分からなくても、何となく、生きてみることにした

今日もまた、日が昇ってきてしまった。 ベッドのわきに置いてあるスマホをとって、時刻を確認する。2019年の3月22日5時15分を表示している、今日もまた眠れなかった。 ため息をついて、ベッドに寝転がり、天井を見上げる。目をつむってみても一向に眠気はやってこない。体は硬直し、心臓の鼓動は速く脈を打ち、浅い呼吸をする。 「はぁーーー」と美波はため息をつき、机を見つめる。カーテンの隙間から指す朝日に照らされる机の上に乱雑におかれている睡眠薬を眺める。今日も飲んだけれど、全く寝られな

    • 伝えたいこと

      愛するということ 愛されるということ 男らしくいられなかったこと メンヘラしないためにがんばっていること 今を生きることができること 将来を考えないでいられること 過去がまぶしくないこと 将来を考えないからお先が真っ暗なこと 生きることの意味を見出さなくていいことがわかっていること 生きる意味がなくても生きていいこと 絶望しても大丈夫なこと 学校に行けなくても大丈夫なこと 生きてたらいいことあるよとは口が裂けても言えないこと でも生きててよかったとおもっていること 楽しみな予

      • そばにいて

        彼女と顔を合わせたのは、一体何か月ぶりだろうか。 春夏秋冬、いつの長期休暇の時であっただろうか。毎日が休暇であり仕事である私にはわからなくなってしまった。 私は国の南のほうに位置している、静かな町の海辺に住んでいる。そこでこまごまと職業作家をしながら暮らしている。会議はオンラインで済んでしまうし、原稿の提出もネットでできてしまうため、五年ほど前に土地を買ってログハウス風の小さな家を建てた。 彼女はというと、都心のIT系の会社に勤めている。仕事には、いつもパソコンを使って

        • ゆうまくん

          私は女の子が好き。 多分、そうなんだと思う。確証は全くないけれど。 今まで男の人と何人か付き合ってきた。どれも楽しかったし、充実していた。だけど、心の底では何か違和感が常に引っかかっていた。 楽しいけれど、何か物足りない。それが一体何なのかわからず、一人で抱えきれずネットで「恋愛」の文字を調べてみたこともある。 一緒にいたいと思う。これは当てはまる。 一緒にいて楽しい。これも当てはまる。 一緒にいてドキドキする。なんか違う。 相手にもっと知ってほしい。なんか違う。 思えば

          嫌光性種子

          春風が体を優しく撫でる四月、僕はいつも通り午前十時きっかりに下宿のアパートを出た。玄関の扉が閉まると、植物図鑑や植木で溢れている自分の部屋が見えなくなる。僕は一息つき、歩き出す。散歩をして、街の片隅に咲いている植物を観察しに行く。毎週土曜日、大学が五日続きである怒涛の平日を過ごした後の休日のささやかな趣味だ。 僕は歩き出し、坂道を登っていく。今日はアパートから大学に向かう途中にある公園を訪れてみようと思っている。なんともない公園だけれど、植物が元気よく咲いている姿を見ること

          嫌光性種子

          はげまし

          目標に向かって努力する人に、私たちはどのように声をかけてあげることができるだろうか。第三者のことであり、自分自身がどうこうするわけではないから、応援するような内容になるであろう。頑張ってね、これなら私でも言えそうである。ほかにも、応援しているよ、絶対大丈夫だからね、などがあるだろう。 しかし、このように外側から、気丈な言葉をかけるだけで本当に良いのだろうかと考えてしまう。私はそれだけでなく、努力をしている人のその過程を肯定してあげられるようになれたらとても素敵だな、と思った

          脳破壊

          明日の僕は明後日の僕に問うた。「昨日の君は一昨日の君に、明後日コンビニでエビを買い、黒柳徹子の頭の中の飴を取り出すことができるか」と。明後日の僕は秋風の匂いを鼻腔いっぱいに感じながら、こう答えた。「エビを買う事は出来ないが、黒柳徹子の頭の中から飴を取り出すことはできる」と。明日の僕は訊いた。「なぜその結論に至ったのか」と。明後日の僕は答えた。「コンビニにエビは売っていないことが多い。もしかすると、北海道のセイコーマートであれば売っているかもしれない。だけれども僕は見たことがな

          脈絡のない文章がどうしても書きたいのです。 きっちり、かっきりした文章を書く余裕は今の私にはありません。 でも、明後日までに仕上げなければなりません。 これはとても困ったことです。 みんなは優秀だから、自分の機嫌を自分でとれるのです。 だから、こんなに苦しまなくてよいのです。 私がお酒を手にできる年齢になると、自分の機嫌をお酒でとってしまいそうでなりません。 私は経験が少ないのです、精神が幼いのです。だから、自分の機嫌が自分でとれないのです。本当にすみません。

          金縛り

          皆さん、ごきげんよう。 皆さんは金縛りにあったことはありますか。私は人生で二回ほどあります。 ところで、皆さんは金縛りという現象をどのように捉えていらっしゃるでしょうか。 心霊現象、恐怖を感じるものとして捉えているでしょうか。 それとも、体の症状だと考えているでしょうか。 私は、後者だと思っております。 私の感覚で言うと、脳の指令が体に伝わらない、といった感じでしょうか。 筋肉が脳の指令に反応していない、とも考えられるでしょうか。 ですから、私は金縛りに恐怖を感じたことはあり

          世界一私自身が嫌いな私。

          私は私のことが世界一嫌いである自信がある。 いつからか、褒められたことがない、評価される場所などないと思い込んでいる。実際には、賞賛の言葉に耳を塞いで聞こえないふりをしている。自分を傷つけながら、否定的な言葉ばかりを脳裏に焼き付け、苦しんでいる。 そういうわけで、自分が決断した事柄に、全く自信が持てない。自分で決断したのに、決断した後も間違っていたのではないかと思い、苦しむ。 自分の意見を主張する場所、例えばこのブログであっても、自分が主張するべきではない、裏で笑われてい

          世界一私自身が嫌いな私。